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認知症の予防にもなる「色読み脳年齢テスト」

認知症の半数を占めるアルツハイマー病は突然、発症するものではありません。長い年月をかけてジワジワと脳の細胞が破壊されていくものです。その進行を食い止めるには脳を活性化することが大切。そこで、認知症の予防にもなる「色読み脳年齢テスト」を紹介しましょう。7月27日『駆け込みドクター!』の「認知症の新常識SP」で紹介されていました。



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色読み脳年齢テスト


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自分の能年齢がわかるテスト

脳年齢が測定できる「色読み脳年齢テスト」というものがあります。これは、行頭に「色」と書かれている行は、漢字に惑わされずに文字の色を読むもの。行頭に「読み方」と書かれている行は、文字の色に惑わされずに漢字を読みます。

この繰り返しで最後までかかった時間で、自分の能年齢がわかるというものです。具体的な脳年齢は下記のとおりです。

【色読み脳年齢テスト結果】

  • 20秒以内 → 20代
  • 25秒以内 → 30代
  • 30秒以内 → 40代
  • 35秒以内 → 50代
  • 40秒以内 → 60代
  • 50秒以内 → 70代

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認知症の予防には前頭葉の活性化

色読み脳年齢テストは、脳の前頭葉というおでこ側の部分を使います。前頭葉は思考や創造性を担う、脳の最高中枢といわれる部分です。認知症になると、この前頭葉の機能が衰えてくるため、意欲が低下したり計画を立てて実行することが困難になります。

また、このテストは脳年齢がわかるだけではなく、脳の前頭葉を活性化するので、認知症予防にも効果があるのです。テストの結果はあくまで目安。楽しみながら定期的に続ければ、脳が鍛えられます。

■7月27日『駆け込みドクター!』
【認知症の新常識SP】
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