肩こりの原因となる「目のズレ」簡単チェック法

マッサージしても治らない肩こりの原因は「目のズレ」かもしれません。目のズレを制御する自律神経の暴走で、肩こりを引き起こされている可能性があるのです。そこで、肩こりの原因となる目のズレの簡単チェック法を紹介します。『みんなの家庭の医学』で取り上げられていました。

肩こりの原因となるの自律神経の暴走

私たちの目はまぶたを閉じると、眼球が左右にズレているのをご存じですか？　目を開けるとまっすぐ向ける必要がるため、無意識のうちにエネルギーを使っているのです。

このとき、働いているのが自律神経。目のズレが大きいほどその自律神経の負担は大きくなります。それが何十年と続くと、自律神経が暴走を開始。常に僧坊筋を収縮させ、肩こりの原因となってしまうのです。

そこで、肩こりの原因となる目のズレを簡単なチェック法を紹介しましょう。いますぐ家の中でできるので、ぜひ試してみてください。

肩こりの原因となる目のズレを調べるには、まずテレビの端や棚の端、窓枠など、縦のラインがハッキリしていて動かないものが必要です。次に、いま決めた縦のラインから1mのところまで近づきます。

縦のラインが真正面に見える位置に移動したら、自分の人差し指を目の前から40cmのところに立ててください。そして、右目を隠して左目だけで見ながら自分の指を縦のラインとピッタリ合う位置に移動させるのです。

そのまま顔と指を動かさずに、今度は左目を隠して右目だけで指を見てみます。すると、自分の指と縦のラインがズレているはずです。

このときのズレが指何本分かをチェックします。見えている自分の指を除いて、元のラインまで何本あるかを数えるのです。

同じことを逆の目でも行います。左目だけで指と縦ラインの中心を合わせたら、今度は右目だけで指を見るのです。このときのズレも、指何本分あるかチェックしてください。

そして、両目をチェックしてズレの大きかったほうが自分の目のズレ。肩こりの原因となる目のズレの判別は「指3本分以上」かどうかで行います。医学的にいうと、肩こりの原因になる10プリズム以上のズレに相当するのです。