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体幹トレーニングの効果で泳ぐのが速くなる理由

泳ぐのが速くなるためのトレーニングというと、強いキックや大きな腕のスクロールなど手足の動きに関心が行きがち。しかし、手足の筋トレだけでなく体幹トレーニングもしっかり行うことも大切なのです。体幹トレーニングの効果で泳ぐのが速くなるメカニズムを見ていきましょう。



体幹トレーニングの効果で泳ぐのが速くなる理由


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体幹トレーニング効果で船体が安定

体幹トレーニング効果で泳ぐのが速くなるのは、体を船に見立てて「体幹は船体で手足がオール」と考えるとよくわかるでしょう。いくら立派なオールがあっても船体が安定しないと力の無駄が多くなってしまいます。

どんなに推進力を得られるオールがあっても、船体がグニャグニャしていては余計な抵抗が生まれてうまく進みません。その意味で、水泳の筋トレではまずはしっかりとした船体=体幹を作ることが大切です。

水中は陸上とはまったく環境が異なります。泳いでいるとき、体幹は地面と平行になりますし、浮力や水の抵抗で不安定な状態。陸上では足が地面に着くから体幹が安定しますが、水中ではそれが難しくなります。


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体幹トレーニングは体軸を意識する

これこそが、水泳の筋トレで体幹トレーニングの効果が重要視される理由です。とはいえ、ただ単に体幹が強ければよいというものではありません。体幹トレーニングの効果で、自分でコントロールできるようにすることが重要なのです。

例えば、クロールでの体幹の動きを見てみると、上半身と下半身がひねられる状態が長く続きます。体幹トレーニングで強化してひねりを抑えるのではなく、体をひねっても体幹が一直線に保てるようしなければなりません。

このため水泳の体幹トレーニングでは、体軸の動きを意識しながら行うのが効果的。さまざまな動きの中でも体軸が安定するような体幹トレーニングの効果で、泳ぐのが速くなるわけです。

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