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豆乳の栄養がもたらすダイエット以外の効果とは

大豆はローカロリーながら栄養をバランスよく含んでいる健康食品。なかでも「豆乳」は液体なので、固形の豆腐に比べても成分の吸収率が高いが食材です。その豆乳の栄養を活かしたダイエットが豆乳ダイエットになります。そして、豆乳の栄養にはダイエット以外にもさまざまな健康効果があるのです。



豆乳の栄養がもたらすダイエット以外の効果とは


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豆乳の栄養はダイエット以外に効果

豆乳ダイエットの基本は、ご飯の量を減らしてそのぶん毎日1杯豆乳を飲むというもの。このほか、食事の30分ほど前に豆乳を摂取するのが「食前豆乳ダイエット」というメソッドもあります。

これは豆乳に含まれる大豆サポニンが満腹中枢を刺激することから、食前に豆乳を飲むことで食事量が自然にセーブ。また、脂肪・糖質の吸収を遅らせてくれる効果も期待できるのです。

そんな豆乳の栄養はダイエット以外にも効果を発揮します。まず大豆サポニンは腸内を縮小させ、脂肪、糖質の吸収を遅らせたり、満腹中枢を刺激して食欲を抑え、食べすぎを防止する効果があります。

豆乳の大豆ペプチドは、吸収してしまった脂肪の燃焼を促進。基礎代謝を高めるため、運動しなくても脂肪を燃焼する効果が期待できます。


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豆乳の大豆イソフラボンによる効果

大豆タンパク質は、食事でとった余分な脂質やコレステロールを吸着して排出。これにより、コレステロールや中性脂肪値を下げる働きがあります。また、体脂肪の燃焼を促進し、体脂肪の蓄積を抑える効果があるのです。

豆乳に含まれるオリゴ糖は、腸内にあるビフィズス菌や乳酸菌の栄養源。便通がよくなることで、美肌効果が期待できます。

このほか、美肌効果が高いことで知られているのが大豆イソフラボン。体内で女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、生理不順の改善、更年期障害、乳がん、骨粗しょう症の予防などの症状に効果があるといわれています。

なお、ダイエット時に感じがちなストレスは女性ホルモンの分泌を低下させ、痩せにくくなる原因となるもの。このホルモンバランスを整え、痩せやすい状態をキープする効果が期待できるのが豆乳の大豆イソフラボンということです。

さらに、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促したり、角質の水分量を増やすことで肌の保湿力を強化させる作用もあるのです。

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