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泥のように眠ると寝酒で寝つきがよくなるは違う

泥のように眠るために、寝酒をする人が多いのでは? 寝酒をする男性は、じつに半数以上に上るといいます。しかし、泥のように眠ると寝酒で寝つきがよくなるとは大違い。じつは寝酒がいびきと睡眠時無呼吸症候群の原因となります。寝酒をすると血液中の酸素も減っているのです。



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泥のように眠ると寝酒で寝つきがよくなるは違う


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寝酒で泥のように眠るというのは誤解

寝酒には寝つきをよくする効果があります。しかし、寝つきがよくなる一方で、寝酒は交感神経を刺激してしまうもの。睡眠の質は悪くなってしまうため、泥のように眠るとはいえないのです。

睡眠の質が悪いと、睡眠中の成長ホルモンの分泌が減少。脳と体の修復が不十分になり、体にさまざまな支障をきたします。すなわち、寝酒で泥のように眠るというのは大いなる誤解。逆に健康に害を与えてしまうのです。

さらに、寝酒をするといびきがひどくなり、睡眠時無呼吸症候群が悪化します。これはアルコールでのどの筋力が落ちることと、のどの奥がむくむことが原因。気道が狭くなって、いびきや無呼吸になりやすくなるのです。


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泥のように眠るためには寝酒は逆効果

寝酒の習慣がある男性を調査したデータがあります。それによると、寝酒のアルコール量が増えるほど、睡眠時無呼吸症候群が原因で血液中の酸素が減っていることが判明したのです。

つまり、泥のように眠るために寝酒をするのはむしろ逆効果。眠りを浅くしてしまって、寝覚めが悪かったり、日中に強い眠気に襲われるような現象をおこしてしまうのです。

さらには寝酒が、突然死の原因となる可能性もあります。睡眠中に無呼吸状態が続くと、心拍数が上昇。心臓や血管に負担がかかります。すると、心筋梗塞や脳卒中などの突然死をおこすことがあるのです。

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