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大腰筋はトレーニングしないとどんどん衰える

日本人はひざを曲げて歩く「ひざ歩行」になりがちです。すると、股関節を曲げ伸ばしするインナーマッスルである大腰筋がほとんど使われません。使われない筋肉は衰えるもの。つまり、日本人は意識的に大腰筋をトレーニングする必要があるのです。大腰筋トレーニングの方法を紹介します。



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大腰筋はトレーニングしないとどんどん衰える


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大腰筋トレーニングする必要性

大腰筋は背骨の下部と太ももの上部をつないでいる、非常に長い筋肉。いわゆるインナーマッスルと呼ばれる深層にある筋肉のため、触れることはできません。このため、大腰筋はあまり意識されることのない筋肉です。

とはいえ、股関節を大きく曲げ伸ばしするときに働く大腰筋は、大きな歩幅で歩くために欠かせないインナーマッスル。しかし、ふだんからひざを曲げて歩いていたり猫背だったりすると、大腰筋はほとんど使われません。

使われる機会のない筋肉は当然、衰えてしまいます。とくに日本人は、ひざを曲げてチョコチョコと歩くひざ歩行になりがち。大腰筋がどんどん衰えてしまいます。だからこそ、意識的に大腰筋をトレーニングする必要性があるのです。


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大腰筋トレーニングはもも上げ

大腰筋トレーニングの基本は、壁を使ったもも上げです。壁の前に90度になるように立ち、壁側の手を壁について反対側の手は腰に当てます。壁とは反対側の足を大きく一歩、後ろに下げた位置がスタートポジションです。

大腰筋トレーニングはこの体勢から反動をつけずに、後方の足を前方に高く上げるというもの。なるべく太ももを高く上げたら、スタートポジションに戻ってください。これを左右20回ずつ行うのです。

大腰筋が歩行時にしっかりと働くと、前足が地面に着いたときにひざが伸びている、欧米人のような歩行が可能になります。すると、歩行時のエネルギー消費量もアップ。お腹の余分な脂肪も燃えやすくなるのです。

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