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女の子座りは危険!歩きにくい体になってしまう

女の子座りは体の柔らかい女子ならではのかわいらしい座り方。しかし、見た目とは裏腹に体には危険です。女の子すわりになれて成長してしまうと、歩きにくい体になってしまうのです。そのほか、体によくない座り方を見ていきましょう。『林修の今でしょ講座』で紹介されていました。



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女の子座りは危険!歩きにくい体になってしまう


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女の子座りで歩きにくい体になる

割座とは、いわゆる「女の子座り」と呼ばれる姿勢。正座から両足をさらに外側に開いて、お尻を床につけた座り方です。股関節や膝が柔らかい、女性がしやすい座り方として知らています。

この女の子座りは、股関節のももの骨を内側にねじって、膝もねじって座らないとできない体勢。女の子座りに慣れて成長してしまうと、股関節と大腿骨の角度が少しねじれてしまいます。

この状態で筋肉が育ってしまうと、歩きにくい体になってしまうわけです。男子受けのよい女の子座りではありますが、体にとってはよくないことだらけ。あまりおすすめはできません。


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背もたれに深く寄りかかる座り方

背もたれに深く寄りかかる座り方も体によくありません。背もたれに深く寄りかかる座り方は、骨盤の傾きに問題あり。本来であれば、正しい姿勢をとるときは骨盤が立った状態で、2つの座骨がきちんと椅子に乗っている状態です。これで脊椎をまっすぐ保つことができます。

しかし、背もたれに深く寄りかかった座り方は、座骨でなく仙骨で座ることになるのです。背骨のカーブは乱れてしまい、いろいろなところに負担がかかった状態になります。

もっと怖いのは、おへそのところで体を折り曲げることで逆流性食道炎を引き起こすことです。おへそが曲がると、内臓は少し上がった状態になります。そして、内臓が圧迫されることで胃の中に圧力が加わって、胃酸が食道へと逆流。胃酸が逆流しやすくなってしまうのです。

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