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腰椎分離症をインナーマッスルで予防する方法

腰椎分離症とは、腰椎にある椎骨の一部が疲労骨折をおこして分離した症状です。その症状は腰痛として現れますが、そのころには骨折を治す時期を逃していることがほとんど。腰椎の周りのインナーマッスルを鍛えて予防するしかありません。『駆け込みドクター!』で紹介されていました。



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腰椎分離症をインナーマッスルで予防する方法


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腰椎分離症は10~20代で発症する

腰椎は椎間板が付いている前方部分は椎体、後方の椎間関節が付いている部分は椎弓とに分けられます。この椎弓の部分で骨が分離してしまい、椎体と椎弓が離れてしまった状態を「腰椎分離症」というのです。

その多くは、骨や筋肉が発育中の10~20代で発症。ジャンプや腰をひねる動きなど、同じ場所を繰り返し使いすぎることでおきるといわれています。

アスリートの場合、腰椎分離症が成人になっても残っていることが多いとか。ものすごく体を使っている時期というのは、ほかの部位も痛いことが多くて気づかないことがまれにあります。とくにスポーツ選手の場合はアドレナリンが出て、痛みに気づかないことが多いのです。

骨折して治るのは2~3週間から2~3か月くらいの間。成人してから気づた腰椎分離症は、骨折を治す時期をすでに逸しています。腰椎の周りの筋肉を鍛えて予防していくしかありません。


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腰椎分離症をインナーマッスルで予防

そこで腰椎分離症に限らず、腰痛の予防・改善になる腹筋運動を紹介しましょう。インナーマッスルを鍛えることで、腰椎の周りを内側からしっかりサポートしてくれます。

まずは仰向けに横になったら、ひざを90度に曲げて足は坐骨幅に開きます。手はももの上に置いてください。この状態から息を吐きながら、背骨を1つ1つ曲げていく意識でゆっくり起き上がるのです。

目安としては1日10回ほど。体を起こすことができない人は、上半身を起こした状態からゆっくり寝かしていく運動から始めましょう。

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