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糖尿病の人は肝臓がんリスクが2倍になる!!

糖尿病の人はがんになるリスクが2割近く高まるという研究成果を、日本糖尿病学会と日本癌学会がまとめました。



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男性約15万人、女性約18万人の計33万人を対象に10年間の疫学調査で判明。糖尿病でない人とがんの関係性を比べると、糖尿病患者ががんになる可能性は1.2倍高かったのです。とくに肝臓がんになる可能性は1.97倍、膵臓がんが1.85倍、大腸がんは1.4倍。女性の子宮内膜がんは1.84倍でした。

がんのリスクが高まる理由は、血糖を減らすインスリンが過剰に分泌されてがん細胞の増殖が加速する可能性があるといいます。細胞へのストレスや炎症も関係が深いと考えられます。今後、詳しく調べて解明していきます。

調査を手がけた国立国際医療研究センターは「糖尿病患者の人は定期的にがん検診を受けることが何より重要な予防策となるはずだ」と話しています。

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