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味覚障害の原因は亜鉛不足だけじゃない!

味覚障害の多くは亜鉛不足が原因。舌の表面にある味を感知する細胞の新陳代謝には亜鉛が必要だからです。とはいえ、味覚障害の原因はすべて亜鉛不足というわけではありません。味覚障害チェックを紹介するとともに、その原因を詳しく見ていきましょう。



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味覚障害の原因は亜鉛不足だけじゃない

味覚障害チェックで早期発見

味覚障害は誰にでもおこりうる身近な病気。とはいえ、人の味覚は変化しやすいため、その障害を見落としがちです。そこで、まずは「味覚障害チェック」で早期発見しましょう。

【味覚障害チェック】

  • タバコを吸っている
  • ダイエットしている
  • 食事はパン食が多い
  • よく加工食品を食べる
  • アルコールをよく飲む
  • 料理の味が薄く感じることがある
  • 歯周病や虫歯がある
  • ストレスが多い環境
  • 寝不足がよく続く
  • 多種類の薬を服用中

5項目以上当てはまる人は要注意です。とくに1人暮らしの場合、指摘する人がいないために知らず知らずのうちに症状が進んでしまう危険があります。

亜鉛不足で味覚障害の確率アップ

それでは、なぜ味覚障害はおこるのでしょう? 味を感知しているのは舌の表面にある味蕾(みらい)と呼ばれる細胞。味蕾は皮膚と同じくらい新陳代謝が活発な場所です。

そして、味蕾の新陳代謝に必要な栄養素が亜鉛。この亜鉛不足が味覚障害のおもな原因です。偏った食生活を続けていると、亜鉛不足に陥り味覚障害となる確率がアップ。また、ストレスや内臓疾患が原因で味覚障害になるケースもあります。

味覚障害の予防には、肩ロースや豚レバーなど、亜鉛を豊富に含んだ食材を食べることが大切。症状が進行すると、摂食障害やうつになることもあります。原因を解明して、それに合った対処が必要です。


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唾液の分泌が減少しても味覚障害

ただし、味覚障害は原因がすべて亜鉛不足というわけではありません。代表的な原因として、味の濃いものばかりを食べることが挙げられます。濃い味のものばかりだと、どうしても味覚が鈍感になってしまうからです。

実際、1週間ほど減塩生活をするだけで、味覚の感度がアップ。薄味でもきちんと感じられるようになって味覚が正常化するケースもよくあります。最近では、こうした機能的な問題でない味覚障害が多いのです。

また、唾液の分泌が減少しても味覚障害をおこします。唾液の分泌量が減ると舌に雑菌が繁殖しやすくなるのがその理由。ふだんからよくかんで、唾液の分泌を促しましょう。

味覚障害かもと思ったら、まず飲酒や刺激物をストップ。亜鉛を豊富に含む食材を摂取することを心がけます。また、食べるときはよくかんで、唾液の分泌を促しましょう。それでも味覚障害が改善しない場合は、すみやかに耳鼻科の受診してください。

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