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睡眠時無呼吸症候群の原因はあごに付いた脂肪

睡眠中にいびきをかく日本人は2千万人いるといわれています。睡眠時無呼吸症候群は、その1割にあたる200万人にも上るのです。患者数は男性が8割と圧倒的に多いという特徴があります。そんな睡眠時無呼吸症候群の原因でもっとも気をつけるべきは、あごに付いた脂肪なのです。



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睡眠時無呼吸症候群の原因はあごに付いた脂肪

睡眠時無呼吸症候群が原因で事故

簡単にいえば、いびきというのは睡眠中の呼吸障害です。重症になると体内への酸素供給量が減るため、体は慢性的な酸素不足の状態になります。これが心身にさまざまな影響を与えるのです。

そして、いびきがひどくなると発症することがあるのが睡眠時無呼吸症候群。文字どおり、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。重症になると、1回の呼吸停止時間が3分を超えるといいます。

こうなると脳は一晩中、極度の酸素不足状態に陥ってしまい、十分な休息をとることができません。このため、猛烈な眠気が昼間に襲ってくるのが睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状です。

これが会議中のウトウトだけでなく、居眠り運転も引き起こします。実際、睡眠時無呼吸症候群の人が交通事故をおこす確率は、健康な人と比べて10倍も高いことが分かっているのです。

睡眠時無呼吸症候群の原因は脂肪

また、睡眠中の無呼吸による酸素不足から、心臓はできる限り多くの酸素を全身に送ろうとして無理をします。このため、心筋梗塞や不整脈などの重大な疾患を引き起こすリスクが高くなるのです。

データでは、睡眠時無呼吸症候群の人は心臓病にかかるリスクが6倍以上、脳卒中をおこすリスクは10倍以上にもなります。このため、睡眠時無呼吸症候群の人の8年後生存率は、60%前後という低水準になっているのです。

そんな睡眠時無呼吸症候群の原因はいろいろありますが、もっとも気をつけなければならないのが肥満。とくに、あごやのどの周辺に脂肪が付いた人は、内側にも同じように脂肪が付いています。

こうなると空気の通り道である気道の上部が狭くなった状態。そういう人が仰向けになって寝ると、のどの内部の柔らかい部分が重力で下の方向に沈み込みます。こうして気道がさらに狭くなるのです。

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