ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

生姜の効能を得るために必要な摂取量は1日60g

ひざの痛みを抑える抗炎症作用、さらに軟骨を守る働きも期待される生姜の効能。実際に、軟骨の若さを保っているしょうが農家の人たちが、どれだけの量のしょうがを食べているかをチェック。生姜の効能を得るための必要量を集計します。『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。



スポンサーリンク
生姜の効能を得るために必要な摂取量は1日60g


スポンサーリンク

生姜の栽培農家の食べ方とは

生姜の栽培農家でふだんの生姜の食べ方を見せてもらいました。出荷用とは別に、自宅用のしょうがもしっかり保存。生姜を切らすことは絶対にないといいます。

お昼に使用したのは新生姜。素揚げしたナスに薄切りにした玉ねぎと粗めに切った新生姜をたっぷりとのせます。最後にネギとたっぷりのポン酢を回しかけて、スプーンで軽くたたきながら味をなじませればナスのたたきの完成です。

今度は茶色い普通の生姜を手に取りました。大きめにカットされた生姜の行き先は、なんとカレーの鍋。大好きな生姜の食感を残すため、生のまま投入して軽く温めるだけ。このようにどんな料理にも生姜をちょい足しします。


スポンサーリンク

生姜の効能があるのは1日60g

さらに夕食には、湯がいた生姜で豚バラ肉を巻く「豚肉の生姜巻き」。このほか、生姜の佃煮やちくわの生姜詰めなど、必ず生姜が入った料理を数品並べているのです。

この結果、1日に食べている生姜は約60g。だいたい生姜の固まり1個に相当します。実際、アメリカ・マイアミ大学が発表した変形性膝関節症に生姜の効能があるとする論文で使われたのは生姜エキス。換算すると1日60gです。

ちなみに、市販されているチューブの生姜は1本40g。チューブ生姜に換算すると、1本半に相当することになります。なお、これだけの分量を食べるのが大変な人は、乾燥生姜を活用するのがおすすめ。生姜の90%は水分だからです。

■「生姜の効能」おすすめ記事
インフルエンザ対策「生姜はちみつ紅茶」作り方
豆腐のダイエット効果が生姜を加えると倍増する

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事



目次