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入眠時間が短すぎる人は睡眠障害かもしれない

「ベッドに入って5分以内に眠れる」とか「すぐに眠れるので睡眠に悩んでいない」と入眠時間が短い人は多いもの。しかし、夜ベッドに入ってすぐに眠れる寝つきのよい人は、じつは睡眠障害の可能性が高いのです。『ジョブチューン』で紹介されていました。



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入眠時間が短すぎる人は睡眠障害かもしれない


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入眠時間が短いのは睡眠量が足りない

入眠時間が短くてあまりに寝つきがよいというのは、その人に必要な睡眠量が足りていないということ。そういう人こそ、行動誘発性睡眠不足症候群という障害になる可能性が高いのです。

行動誘発性睡眠不足症候群とは、脳が眠くなっているにもかかわらず、刺激によって無理やりに起こしているような状態のこと。症状としては、昼間に急激な眠気を感じたり、強い疲労感やだるさが抜けないというものです。

入眠時間はベッドに入って目を閉じてから10分くらいが正常。入眠に10分くらいかかるような脳の構造になっているからです。10分というのは、入眠前のちょっと気持ちいい時間帯があるぐらいになります。


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入眠時間を正常に戻す累積の睡眠量

行動誘発性睡眠不足症候群を解消するには、1日10分でもよいので早寝をすることが大切。こうした累積の睡眠量を稼いでいくことで、睡眠障害を解消できるのです。入眠時間も徐々に正常に戻っていくでしょう。

入眠時間だけでなく、睡眠が正常がどうかを調べる方法もあります。それは、起きた時間から4時間後に眠気があるかどうか。というのも、起きてから4時間後というのは、脳の活動が最も活発な時間帯だからです。

起きて4時間後に眠気がなければ、たとえ前日が3時間くらいの睡眠だったとしても、うまく調整できたということ。逆に、たとえ10時間眠っていたとしても、その4時間後にぼんやりしていたら質の悪い睡眠をとっていたことになります。

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