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軽度認知障害に気づけば20%は認知機能が戻る

「メガネを置いた場所を忘れる」「車庫入れがうまくできなくなる」「地図がうまく読めなくなる」これらは軽度認知障害になると、最初に現れやすい特徴的な現象。じつは軽度認知障害こそ、認知症になるかならないかの分岐点なのです。『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。



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軽度認知障害に気づけば20%は認知機能が戻る


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軽度認知症は認知症の前段階

認知症とは、脳の神経細胞が減少して徐々に脳が委縮。記憶力や判断力の低下、うつなど、さまざまな症状を引き起こす病気です。

増える一方の認知症患者は、2012年の時点で462万人、2025年には700万人を超えるといわれています。65歳以上の5人に1人が認知症という時代が、すぐそこまで迫っているのです。

発症すると完治させるのが難しいのが認知症。認知症というのは、一度発症してしまうと、症状を改善することは不可能とされているのです。しかし、その前段階で軽度認知症で発見すれば、発症を防げる可能性があります。


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軽度認知障害の20%は元に戻る

じつは、認知症の前段階である軽度認知障害の時点で発見して対処すれば、認知症の発症を食い止めたり、症状を改善できることが近年の研究でわかってきたのです。

軽度認知障害とは、まだ認知症にはなっていないものの、すでに認知機能が衰え始めた状態のこと。つまりは認知症予備軍ということです。軽度認知障害を放置すると、5年間で半数が認知症を発症するといわれています。

逆に、軽度認知障害に早めに気づいて対処すれば認知症を予防することも可能。なんと軽度認知障害の20%は認知機能が元に戻ることがわかっています。軽度認知障害こそ、認知症になるかならないか、まさに運命の分岐点なのです。

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