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腰痛の治療に意味がない腰を引っ張る牽引療法

慢性腰痛は原因がはっきりしないことがほとんど。とはいえ不安から腰を動かさないでいると、むしろ腰痛が治りにくくなってしまいます。腰痛の治療は薬物と運動療法が推奨されています。逆に腰を引っ張る牽引療法は、腰痛の治療には意味がなかったのでした。



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腰痛の治療に意味がない腰を引っ張る牽引療法

腰痛の治療には薬物と運動療法

痛みが3か月以上続く慢性腰痛は、原因がはっきりしないことがほとんどです。日本整形外科学会と日本腰痛学会が2012年にまとめた診療指針では、慢性腰痛の治療には薬物と運動療法を推奨しています。

ただし、痛み止めの非ステロイド性消炎鎮痛薬は、消化管の出血や腎臓障害の副作用が出る場合も。注意して使いたいところです。

腰をひっぱる牽引療法は、指針では腰痛の治療に対して「有効であるエビデンスは不足」とされました。電気神経刺激療法による治療については「有効か無効かは一定の結論に至ってない」とされています。

腰痛治療の運動療法の目的とは

腰痛治療の運動療法は、筋肉を強化して腰への負担を減らすことが目的。継続することで慢性腰痛の痛みをやわらげ、再発予防にも効果があります。安静第一と思い込んでいる人は考えを変えるべきです。

背骨と背骨に挟まれた椎間板の中央には、ゼリー状の髄核があります。前かがみの状態が続くと、髄核が後ろに移動。この状態が続くと、椎間板が傷ついたり、椎間板から髄核が飛び出すヘルニアになったりする可能性があるのです。

そのため、後ろにずれた髄核を定期的に元に戻してやる必要があります。それに有効なのが、立った状態で息を吐きながら、腰を3秒間後ろに反らす体操です。これを1日数回やる程度で効果が出るといいます。

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