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新型腰痛「脊髄終糸症候群」手術で完治する

近年、長引く腰痛の意外な元凶として集めているのが「脊髄終糸症候群」。別名「新型腰痛」とも呼ばれている病気です。その特徴と治療法を見ていきましょう。6月10日放送『みんなの家庭の医学』の「長引く腰痛の意外な新原因」で取り上げられていました。



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新型腰痛「脊髄終糸症候群」手術で完治する

脊髄終糸が硬い人に痛みが発症する

「脊髄終糸」とは脳からの信号を伝える太い神経組織である「脊髄」と、背骨の端にある「尾骨」とをつなぐ糸のような組織。長さ25cm、太さ1mmほどです。通常、この部分はゴムのような弾力性があり、腰を曲げるときも伸びることで、脊髄を引っ張らないようにできています。

ところが、もともとこの終糸が硬い人がいるのです。それは「体の硬い人」。前屈をしたとき、指先と床が20cm以上離れている人は、終糸が硬い可能性があります。このように終糸が硬い人は、腰を曲げてもほとんど終糸が伸びないために、脊髄が引っ張られることになります。

この状態が長く続くと、脊髄の一部で血行が悪化。そこに腰の負担が重なっていくと細胞が酸素不足に陥って神経が興奮。激しい痛みを引き起こすのです。これが脊髄終糸症候群のメカニズムになります。

脊髄終糸症候群は手術で劇的に改善

この新型腰痛である脊髄終糸症候群には、2つの大きな特徴があります。1つは「前かがみでうつむいた姿勢で痛みが増す」というもの。終糸が伸びず脊髄が引っ張られるため、強い痛みが腰から両足にかけて走るのです。

もう1つの特徴は「頻尿などの尿にまつわる症状」。この病気で血行不良になりやすいのは、腰や足に通じる神経だけではありません。膀胱や腸に通じる神経も影響も走っています。このため、頻尿や尿漏れなどの尿の症状のほか、便秘や下痢といったお通じの症状がおこりやすいのです。

画像には現れないため、発見が極めて難しいこの病気。しかし、ひとたび診断が下れば手術で終糸を切断することで、ほとんどの人が劇的に腰痛が改善します。実際の手術も、電気メスで止血してからハサミで終糸を切断するもの。盲腸と同様に不要な組織であるため、切ってしまってもまったく影響ありません。

■6月10日放送『みんなの家庭の医学』
【長引く腰痛の意外な新原因】

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