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「バター」は貧しい人が食べるものだった!?

バターはもともとは塗り薬だったのをご存じですか? バター自体はメソポタミア文明のころから作られていましたが、チーズと比べて保存性が悪い食品でした。



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すぐにダメになってしまうため、あまり食用には用いられなかったのです。もし食べるとしても、貧しい人たちが食べるものとして扱われていました。このため、塗り薬や化粧品、潤滑油などの用途でおもに用いられていたのです。

こののち、ヨーロッパの貴族階級が食べ始めたのが9世紀ごろだといいます。メソポタミア文明が紀元前3500年ごろです。人類の歴史から見たときに、バターは長い期間、塗り薬の用途して使用されているのでした。

なお、古代ローマ時代で最初にバターを食べ物として食したのは「シーザー」こと、ユリウス・カエサルといわれています。

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