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ゲーム型運動プログラムでゲームで体と脳を同時に鍛える

加齢に伴う認知機能や運動機能の低下は、転倒リスクや生活の自立度に大きく影響します。韓国で行われた小規模臨床試験では、圧力センサーを使ったゲーム型運動プログラム(エクサゲーム)が、地域で公的介護サービスを受ける低所得高齢者のバランス能力や移動能力の改善に関連する可能性が示されました。ただし、結果はあくまで予備的なものであり、今後のさらなる検証が必要とされています。



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ゲーム型運動プログラムでゲームで体と脳を同時に鍛える

ゲーム型運動プログラムで何が分かったか

韓国・ソウルで実施されたこの研究では、「Brain Step」と呼ばれる圧力センサー搭載のゲーム型運動プログラム(エクサゲーム)を、公的コミュニティケアサービスを受ける低所得の一人暮らし高齢者に対して実施しました。

単一グループでの12週間の予備試験(研究1)では、バランス能力の指標である「バーグバランススケール(BBS)」の改善と、「Timed Up and Goテスト(TUG)」(立ち上がって歩き、戻って座るまでの時間)の短縮が、統計的な多重検定補正後も有意な結果として確認されました。

一方、無作為化比較試験(研究2)では、主要評価項目のいずれも多重補正後の統計的有意性には達しませんでした。筋肉量の維持や認知機能の一部指標に関しては「仮説を生む段階の予備的シグナル」として注目されていますが、現時点では確定的な結論ではありません。

ゲーム型運動プログラムの研究の対象と方法

ゲーム型運動プログラムの研究は2段階で実施されました。まず研究1として、公的コミュニティケアサービスを受ける低所得高齢者15名を対象に、12週間の単一グループ予備試験が行われました。続く研究2では、同様の条件を満たす31名(平均年齢81.5歳、84%が女性)を無作為に介入群(16名)と対照群(15名)に割り付け、16週間の並行グループ型パイロット無作為化比較試験が実施されました。

介入に使用したエクサゲームは、安全バー付きの専用ハードウェアと、アーケードゲーム風のインターフェースを組み合わせたシステムです。プログラムは単一課題から二重課題(体を動かしながら認知課題も同時にこなす)へと段階的に難易度が上がる設計で、認知と運動の両面を同時に刺激することを狙っています。既存の公的介護インフラの中に組み込む形で提供されました。

主な評価指標は、認知機能(韓国語版MMSE)、身体機能(バーグバランススケール、TUGテスト)、サルコペニア関連指標(四肢骨格筋量、骨格筋量指数、握力)などでした。


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ゲーム型運動プログラムの研究結果

研究1(単一グループ予備試験)では、バランス能力(BBS)の向上と移動能力(TUG)の改善が、多重検定補正後も統計的に有意な変化として確認されました(いずれも補正済みP値=0.002)。歩行テストや立ち上がりテスト、ステッピングテストといった身体的フィットネスの副次評価項目3つも、補正後に有意な改善を示しました。認知機能については、視空間能力サブスケールで事前補正前の改善傾向が見られ、記憶や注意のサブスケールでもリスク層別解析で一部の傾向が観察されました。

研究2(無作為化比較試験)では、介入群が筋肉量を維持した一方で対照群では筋肉量が低下するという傾向が名目上の有意差として観察されましたが(P=0.04)、多重検定補正後(補正済みP値=0.11)は有意性を保てませんでした。認知機能(記憶サブスケール)の高リスク群における探索的解析でも示唆的な結果が出たものの、補正後は有意水準に達しませんでした。転倒発生率についても評価が行われています。なお、研究2の主要評価項目で補正後に有意と判定されたものはありませんでした。

ゲーム型運動プログラムの生活への示唆

この研究は、地域の公的介護サービスの仕組みを活用し、社会的に脆弱な立場にある低所得高齢者に対してデジタルヘルス介入を届けることが実施可能であることを示した点で意義があります。特に、安全バーを備えた専用設計や、文化的背景に配慮したプログラム構成は、デジタル機器に不慣れな高齢者でも参加しやすい工夫として注目されます。

一方で、研究者たちは今回の結果を「仮説を生む予備的な知見」と位置づけており、エクサゲームの効果を確定的に示すものではないと強調しています。サンプル数が少なく対照条件も限られているため、筋肉量の維持や認知機能への影響については、より多くの参加者を対象とした大規模な比較試験による検証が必要です。

高齢者の運動と認知機能の維持に関心がある方にとって、ゲームを通じた体と脳の同時トレーニングというアプローチは興味深い可能性を持つものですが、現時点では特定の介入を推奨できる段階ではなく、今後の研究の蓄積が待たれます。

出典

JMIR aging(2026 Jul 24)
Feasibility and Preliminary Effects of a Pressure Sensor-Based Exergame on Cognitive and Sensorimotor Frailty in Low-Income Older Adults Receiving Public Community Care Services: Pilot Randomized Controlled Trial.(PubMedで見る)

本記事は紹介した研究結果を分かりやすくまとめたものであり、特定の症状や病気に対する診断・治療を推奨するものではありません。健康上の不安がある場合は医師にご相談ください。本記事はAIによる翻訳・要約を活用して作成し、公開前に運営者が内容を確認しています。詳細は「制作プロセス開示」「免責事項」ページをご覧ください。

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