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レム睡眠行動障害と診断されるまでの実際の症例

寝言の裏に重要な病気が隠されていることがあります。それが「レム睡眠行動障害」です。そして、レム睡眠行動障害はパーキンソン病やレビー小体型認知症のサインだと考えられています。レム睡眠行動障害と診断されるまでの実際の症例を見ていきましょう。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



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レム睡眠行動障害と診断されるまでの実際の症例

レム睡眠行動障害の実際の症例とは

レム睡眠行動障害と診断された68歳の男性の実際の症例を見てみましょう。最初の異変はおよそ3年前のこと。いつものように妻と一緒に寝ていると、ゴニョゴニョと何を言っているかわからないくらいの寝言でした。

しかし、その後も寝言は続いて、その回数も週に2~3回に増えていったといいます。寝言は夜中の1~3時の間が多かったとか。もともと寝言はない人でしたが、寝言なのであまり気にかけませんでした。

しかし、寝言を言い始めてから半年後、男性の症状に異変がおこります。突然、大声で叫ぶような「うわ~っ!」とか「うぉ~っ!!」という寝言をいうようになったのです。

大声を出すようになってからしばらくすると、男性にさらに恐ろしい症状が襲います。なんと声だけでなく、手が出るようになったのです。妻の腰や背中を蹴ったり、手足で宙を蹴るように暴れたりしていました。

レム睡眠行動障害は睡眠時の異常行動

その後も夜中に暴れ出すようになった男性。妻は2人の間にクッションを置いて寝るようになったといいます。しかし、症状はよくなることはなく、寝ながらクローゼットを殴ってしまい、よく手をケガしていていました。

そして、異変は昼にもおこるようになります。寝言が始まってから10か月ごろに突然の便秘。寝言を言い始めるまではありませんでした。さらに、暴れすぎてベッドからよく転落するようになったため、長座布団をベッドの下に置いて対処します。

そして、寝言を言い始めて2年、男性に最悪の事態がおこりました。その日もいつものように夫婦は間にクッションを挟んで眠っていました。物音で目を覚ました妻が見たのは、眠りながらベッドの上で仁王立ちする男性です。

そして、顔からテレビ台に倒れ込んでしまいました。男性は鼻を骨折。命に別状はありませんでしたが、整形外科医から睡眠の専門医の診察をすすめられます。そして、睡眠時の異常行動の原因が「レム睡眠行動障害」と判明したわけです。

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