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健康寿命を伸ばすならお腹を空かせてビタミンE

厚生労働省が発表した2015年の日本人の平均寿命は、男性で80.75歳、女性で86.99歳という世界でもトップクラスの長寿。ただし、誰の手も借りずに自立した生活を送れる健康寿命のデータは少し違います。そこで、健康寿命を伸ばせる2つの最新研究の成果とは何かを見ていきましょう。



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健康寿命を伸ばすならお腹を空かせてビタミンE


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健康寿命と平均寿命に10年の開き

健康寿命は男性で71.19歳、女性で74.21歳。平均寿命とは10年ほどの開きがあります。つまり、多くの日本人はこの1年ほどの期間に、認知症や寝たきりなどで家族に負担をかけるなど、誰かの助けなしには生活できていないのです。

そんな状態を避けるためにも、これ以上、体を老けさせない努力は誰もが取り組むべき話。老化の影響を受けずに体を若く保つことで、病から身を守ることが大切なのです。いったいどうすればよいのでしょう?

いま医学界で注目されているのが老化防止ホルモンです。世界各地で加齢による老化を、内側からストップさせた症例が次々と報告されています。心臓、血管、脳、筋肉など、様々な臓器の老化防止効果が期待されているのです。


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健康寿命を伸ばす空腹とビタミンE

老化防止ホルモンを分泌させるポイントは「グゥー」というお腹が鳴る音。空腹時に老化防止ホルモンは分泌されます。このため、1日3食「グゥー」という音が鳴るほどお腹を空かせてから食事をとることが健康寿命を伸ばすのです。

また、最新研究で体の中で脂肪が金属のように錆びてしまい、老化の大きな原因になっていることに、いま医学界が熱い視線を送っています。脂肪の錆びがさまざまな病気を引き起こすのです。

そんな脂肪の錆びを落としてくれる栄養素がビタミンE。ビタミンEは脂肪の錆びを防ぐ抗酸化物質の1つです。このため、魚卵や白身魚、カボチャなどの野菜、アボカドなどの果物、ナッツ類をよく食べることで健康寿命を延ばせます。

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