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温活に医学的根拠はないけど脳の働きにはプラス

マラソン経験も豊富な安田美沙子さんが欠かさずやっている健康法が「温活」です。温活とは、日常生活で体を温める活動のことになります。たとえば、安田さんが朝ご飯を食べる前の寝起きに必ず飲むのが白湯。冷え性なので、お腹を温めてから胃にものを入れるようにしているのです。



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温活に医学的根拠はないけど脳の働きにはプラス


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温活はご飯を食べる順番にもこだわる

朝昼兼用のご飯のときに飲んでいるのは、ジンジャーレモンティー。体の内臓機能を温めるために飲んでいます。お茶のあとは、里芋のポタージュで体を中から温めていました。

外出中でも温活は欠かしません。仕事場にはジンジャーレモンティーを入れたマイボトルを持参。仕事の合間でも、体を中から温めています。

温活はご飯を食べる順番にもこだわります。ベジファーストといってご飯をサラダから食べるという人が増えていますが、温活の場合は温かい味噌汁から食べ始めます。冷たいサラダは食べる順番としては最後です。


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温活は脳波や脳の血の巡りに効果あり

安田さん本人は温活の効果に太鼓判。温活を始めてから太りにくくなったうえに、手足も冷えにくくなってきたといいます。ただし、体温を上げて寿命が伸びたとか病気が減ったという医学的なデータはまったくありません。

逆に、アメリカのボルチモアで行われた研究では、長生きした人の体温は低かったというデータがあるのです。もちろん長生きするために体温を下げたほうがよいという意味ではありませんが、とはいえ温活に医学的根拠はないのです。

ただし一方で、脳波や脳の血の巡りを見たときには、温活効果があるという専門医もいます。たとえば温かいスープを朝食に摂ることで、脳の働きが非常にスムーズになりました。また、夕食時にホットグレープフルーツジュースを飲むと、脳が活性化したというデータもあるのです。

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