ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

有棘細胞癌に進行する日光角化症を見分ける方法

顔にできる赤いシミは日光角化症です。じつはこれ、がんのタネともいうべき存在。進行すると有棘細胞癌が発症します。もちろん命にかかわる病気です。そこで、有棘細胞癌にならないために日光角化症を見分ける方法を紹介します。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



スポンサーリンク
有棘細胞癌に進行する日光角化症を見分ける方法


スポンサーリンク

有棘細胞癌を発症する日光角化症

日光角化症は進行すると、最終的には有棘細胞癌を発症。こうなると転移もしますし、生命にもかかわってきます。このため、日光角化症は早期発見・早期治療が肝心。そうすればきれいになすことができるのです。

すなわち有棘細胞癌を防ぐには、赤いシミが日光角化症かどうかを見分けることが大切。そこで、日光角化症を見分けるポイントを見ておきましょう。

まず1つは、触ると表面がザラザラしていること。指で触ってみると、指先にチクっと感じることもあります。2つめの特徴としては、2~3か月たっても赤身がひかないことです。赤みが1年中、続いているのが日光角化症のポイントになります。3つめの特徴は、冬でも赤身が増えることです。


スポンサーリンク

有棘細胞癌が自覚症状なしに発症

赤いシミができやすい人は、日焼けをすると赤くなるだけで黒くなりにくい人。なかでも長期間、日光に当たる生活をしてきた人は要注意です。それが60~70代になると日光角化症として発症してきます。

じつは日光角化症は、夏に日光に当たったから出てくるというわけではありません。子どものころから日に当たってきた結果、できてしまうもの。いわば有棘細胞癌のタネのタネが、そのころからできてるのでした。

なお、日光角化症にはかゆみなどの症状があまり出ないことも特徴です。かゆみや痛みなどの自覚症状が少ないため、放っておくと皮膚の深くまで進行。気がついたら有棘細胞癌を発症することもあるのです。

■「日光角化症」おすすめ記事
日光角化症の赤いシミは皮膚がんになる一歩手前
日光角化症の塗り薬は「イミキモドクリーム」
有棘細胞癌にならないための日光角化症の治療法

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事



目次