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顔面神経麻痺を早期にチェックする4つの動作

顔のつっぱりや笑ったときに違和感を覚える人は、顔面神経麻痺の可能性があります。顔面神経麻痺は5千人に1人が発症する病気。顔面神経麻痺は神経が障害を受けた後では手遅れです。顔面神経麻痺を早期にチェックする方法を紹介します。『駆け込みドクター』で取り上げられていました。



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顔面神経麻痺を早期にチェックする4つの動作


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顔面神経麻痺の原因はウイルス

顔面神経麻痺のおもな原因はウイルス。たとえば水疱瘡や、水疱瘡ウイルスが原因といわれる帯状疱疹が耳のまわりで発症すると、顔面に麻痺が残ることがあります。口のまわりにできるヘルペスのウイルスも原因の1つです。

水疱瘡やヘルペスを発症すると、ウイルスは体内に潜むことになります。このウイルスが抵抗力が衰えたときに再活性化。顔面神経が炎症をおこして、顔面神経麻痺となるのです。

実際に顔面神経麻痺を発症した60代女性は、1年前にめまいと吐き気がひどいので救急車で運ばれたところ、帯状疱疹と診断されました。その経過観察中に、顔面神経麻痺が発症したのです。

右の眼が垂れ下がっていて、口も右のほうへ引っ張られて歪んでいたといいます。鼻も曲がっていたので、呼吸と発音がしにくかったと振り返っていました。いまもまぶたが落ちないように、おでこにテープを貼って押さえています。


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顔面神経麻痺を早期にチェック

顔面神経麻痺の症状は顔のつっぱりだけではありません。何を食べても味を感じない味覚障害が出たり、片方の耳だけ聞こえが悪くなる聴覚障害がでたりすることもあります。

ただし、顔面神経麻痺は神経が障害を受けたあとでは手遅れ状態。早期発見・早期治療が望ましい病気です。そこで、顔面神経麻痺を早期にチェックする方法を紹介しましょう。

それが「口笛を吹く」「片目をつぶる」「口をへの字に曲げる」「イーと歯を見せる」の4つ。どれかやりづらい動作があれば、顔面神経麻痺に要注意なのです。

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