カフェインダイエットは食前に飲むのがポイント
「カフェインダイエット」といっても、カフェインを多く含むコーヒーだけを飲めばよいというわけではありません。コーヒーというと食後のイメージがありますが、カフェインダイエットは基本的には飲み物を食事や運動の前に飲むというものです。カフェインダイエットで痩せるメカニズムを見ていきましょう。
カフェインダイエットはブラック
カフェインダイエットで痩せるメカニズムは、コーヒーなどに含まれるカフェインが体内活動を覚醒させるアドレナリンを分泌。脂肪細胞をエネルギーに変えやすくするという作用を利用しています。具体的には運動前や食事前ににカフェインを摂取して、脂肪の燃焼を高めるのがカフェインダイエットです。
カフェインダイエットの飲み物はコーヒーでなくてもかまいません。カフェインは紅茶や緑茶にも含まれていますし、煎茶の一種である玉露にはコーヒーの2倍ほどのカフェインを含んでいます。
カフェインダイエットでコーヒーを飲むときの注意点はブラックで飲むこと。たくさんコーヒーを飲んでいるのに太ったという話はよく聞きます。コーヒーそのものはエネルギーはゼロですが、砂糖やミルクを入れては逆効果です。
カフェインダイエット効果が台無し
とくに運動前に糖分を体内に入れてしまうと、体はまず糖分のほうを先に分解してエネルギーに変えます。糖分の分解に忙しいと、なかなか脂肪の燃焼に切り替わりません。カフェインダイエットの効果が台無しです。
また、コーヒーは食後というイメージがありますが、カフェインダイエットでは食前に飲みます。食事の前に温かいコーヒーを飲むことで満腹感を誘発。結果的に、食べるすぎを抑制できるというわけです。
カフェインダイエットでは朝食前に1杯、昼食前に1杯、帰宅前に1杯、夕食前に1杯…といった感じ。運動前といっても、通勤や外出などで体を動かす前でOK。脂肪が燃焼されやすくなっていますから、十分にダイエット効果が期待できます。