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ドライノーズで風邪をひきやすくなる理由とは?

ドライマウス、ドライアイに続く第3の乾燥症がドライノーズです。ドライノーズは鼻の粘膜が乾燥する乾燥症のこと。風邪をひきやすくさせる原因として注目されています。ドライノーズが風邪を発症させるメカニズムを見ていきましょう。『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。



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ドライノーズで風邪をひきやすくなる理由とは?

ドライノーズで繊毛の動きが低下

人間の鼻には、ウイルスなどから体を守るバリア機能が備わっています。なかでも大きな役割を担っているのが、鼻の粘膜の細胞に備わっている繊毛(せんもう)と呼ばれる毛のような組織です。

繊毛は、鼻の内側から肺に至るまでの気道を覆っています。この繊毛が活発に動くことで、鼻に侵入したウイルスをすみやかに胃の中へと移動させるのです。そして、強力な胃酸でウイルスを殺して繁殖を防いでいます。

この繊毛の動きこそ、風邪をひきにくくする鼻のバリア機能の1つです。ところが、ドライノーズで鼻の中が乾燥して粘膜から水分が奪われると、繊毛の動きも大きく低下してしまいます。

ドライノーズが風邪を発症させる

こうなると、やがて繊毛の細胞自体からも水分が失われてドライノーズが一気に加速。鼻の粘膜が乾燥して白い状態になってしまいます。さらにドライノーズが進むと、粘膜がひび割れ、出血を招くこともあるのです。

ここまでドライノーズが悪化すると、繊毛の動きはほぼストップします。すると、鼻の粘膜にとどまったウイルスが細胞のすきまから体内に侵入。急激に増殖して、風邪などの症状を引き起こしてしまうのです。

これがドライノーズが風邪を発症させるメカニズム。鼻の粘膜が乾燥してどんどん水分が失われることによって、バリア機能が落ちてしまうことが風邪を発症させてしまうのでした。

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