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眼精疲労の回復は「片目で見る」だけで効果アリ

原因不明の眼精疲労に悩む人は多いのでは? その原因は間欠性斜視にあるかもしれません。そんな隠れ斜視による眼精疲労の回復には「片目で見る」だけで効果があります。『ためしてガッテン』の「ヤバイ!目の疲れ頭痛まとめて劇的改善DX」で取り上げられていました。



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眼精疲労の回復は「片目で見る」だけで効果アリ


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眼精疲労の症状が一向に回復しない

東京都に住む44歳の女性は、つらい眼精疲労に悩まされていました。最初に異変に気づいたのは5年前。そのころの女性の楽しみは、仕事から帰ったあとの読書でした。ところが、文字がぼやけて長い時間読み続けられなくなってしまったのです。ひどい頭痛に襲われるようにもなりました。

目薬も効かず、やがて症状が悪化。ひどい肩こりがおこるようになりました。一晩寝ても目の疲れはとれず、朝起きたときから視界がぼやけることもあります。仕事に行くことすらつらくなってしまいました。

千葉県に住む37歳の男性は、東京都内で音響機器を扱う営業マンです。男性もつらい眼精疲労に悩まされていた1人です。目を開けているだけで疲れる感じだったといいます。

眼の奥の不快感と頭痛が頻繁におきるため、薬局で売っている一番高い目薬を2週間で使い切るようなペースで使用。しかし、一向に眼精疲労の症状は回復しません。ドライブしていると急に視界がぼやけたり、人ごみを歩いているだけで目が疲れて、人によくぶつかるようになってきたのです。


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眼精疲労が回復する「片目で見る」

しかし、ここからがミステリー。この2人とも「あること」をすると一瞬で治ってしまうのです。それは「片目で見る」こと。片目をふさいで見るだけで、つらい眼精疲労が回復するのです。

じつはこの2人の病名は「間欠性斜視」。目を開けていてもときどき目の向きがずれるのが症状です。視力のよい悪いに関係なく発症します。その患者数はおよそ280万人といわれています。

眼球をMRI画像で撮影してみると、目を閉じたときに眼球の向きがずれていることがわかります。これは目を閉じたときが通常の状態で、目を開いたりするときは無理をしている状態ということです。

これがひどい眼精疲労となる原因。通常ずれている眼球を常に正面に向かせるため、筋肉というよりは指示を出す脳が疲れてしまうのです。そして、脳が本当に疲れてしまうときに眼球を正面に向かせられなくなって、ものが二重に見えてしまっていたのでした。

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