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心房細動の症状にのんびり型ときっちり型がある

心房細動は心臓の心房の部分がけいれんする病気です。街中に設置されたAEDで電気ショックを与えてるのは心室細動。心房細動とは別の心臓けいれんになります。そして、心房細動の症状にのんびり型ときっちり型があるのをご存じですか? 『ためしてガッテン』で取り上げられていました。



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心房細動の症状にのんびり型ときっちり型がある

心房細動の症状が自覚しにくいタイプ

2年前に心房細動であることがわかった女性。きっかけは心房細動の症状に自分で気づいたことがきっかけでした。心臓がどきどきして、苦しくないにもかかわらず、胸が大きく鼓動していたといいます。

ところ、病院の精密検査で心房細動がわかった65歳の男性は心臓がどきどきする症状はなかったとか。自覚しにしくいタイプの心房細動の持ち主です。この男性の心電図を調べてみると1日中、心房細動の状態でした。

心臓には上半分が心房、下半分が心室、そしてそれらの動きを制御する「洞結節」があります。洞結節の指示に従って、肺で酸素を受け取った血液を心臓の中に吸い込むのが心房。吸い込んだ血液を全身に送り出すのが心室です。私たちが鼓動や心拍として感じるのは、この心室のポンプのリズムになります。

そして、心房細動がおきると、心房のあちこちに偽の電気信号が発生。それが原因で心房が超高速で働き始めてしまいます。洞結節の指示に、ヒステリックに反応してしまって、心房がけいれんした状態です。

心房細動の症状を見つける一番の方法

この心房がけいれんしているとき、心室がどういう動きをするかは、心室の性格によります。きっちりした性格なら、けいれんに合わせて心室も連動して速く鼓動。心房細動を自分で気づいた女性の症状です。

のんびりした性格だと、超高速で動く心房とは関係ないリズムで動き続けます。こうした場合、鼓動は正常なリズムのまま。精密検査で心房細動が見つかった男性と同じ症状です。

とはいえ心房は動き続けていますから、ここにけいれんが原因で血栓ができてしまいます。放っておくと、血栓がどんどん大きくなってしまうのです。

のんびりタイプの心室の場合、どうすれば心房細動の症状に気づくことができるのでしょうか? じつはのんびりタイプの心室も心房から来る偽の電気信号が原因で、時々ペースを乱すことがあります。このため、心房細動の症状を見つけるには「脈」を測るのが一番なのです。

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