ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

インフルエンザワクチンは鼻スプレーで予防効果

インフルエンザワクチンを注射でなく鼻にスプレーする「経鼻インフルエンザワクチン」が実現に一歩、近づきました。これは徳島大学の木戸博特任教授らの研究チームが開発したもの。ワクチンは感染した際の重症化を防ぐものですが、この鼻ワクチンなら感染そのものを予防します。



スポンサーリンク
インフルエンザワクチンは鼻スプレーで予防効果

インフルエンザワクチンに予防効果

この経鼻インフルエンザワクチンは、鼻からのどの粘膜に吹き付けることで接種するもの。注射で接種する通常のインフルエンザワクチンと違い、インフルエンザと同じように粘膜から体に入ります。

このため、経鼻インフルエンザワクチンは粘膜と血中の両方で免疫反応をおこすことが可能。すなわち、これまでのインフルエンザワクチンではできなかった、感染予防の効果も期待できるのです。

というのも、注射による通常のインフルエンザワクチンは血中に入るもの。血中のインフルエンザウイルスに免疫反応して、感染した際の重症化を防いでいます。

インフルエンザワクチンが鼻スプレー

一方の経鼻インフルエンザワクチンは血中だけでなく、インフルエンザウイルスが侵入する粘膜でも免疫反応をおこすということ。つまり、インフルエンザに感染するのを予防する効果があるのです。

今回はミニブタによる動物実験で、季節性のインフルエンザウイルスの感染の予防効果を効果。2016年度をメドに、の経鼻インフルエンザワクチンの人への臨床試験を開始する見通しです。

経鼻インフルエンザワクチンは、このほか国立感染症研究所やイギリス系製薬大手のアストラゼネカなども開発を進めています。近い将来、インフルエンザワクチンは鼻スプレーに取って代わり、感染予防の効果も発揮するようになるでしょう。

■「インフルエンザワクチン」おすすめ記事
高齢者にインフルエンザワクチンは意味ナシ
インフルエンザワクチンの効果は50%に満たない

■「インフルエンザ」おすすめ記事
自宅で診断!風邪とインフルエンザの違い
インフルエンザでも熱が出ない人が増えている
インフルエンザの熱は38度台から解熱は不要
インフルエンザは食事を控えるのが正解だった
インフルエンザに解熱剤を使うのは大間違い
インフルエンザ予防「着替え」も重要だった
インフルエンザの予防に10分に1回の「嚥下」
インフルエンザ治療薬は予防にも効果があった!!

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事