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狭心症が心電図検査だけでは見つからない理由

狭心症は突然死もある重大な病気が、健康診断の心電図検査では見つかりにくい病気。発作中の心電図をとらなければ狭心症は見つかりません。そもそも健康診断は心臓の病気は見つけられない…が正しいのです。『主治医が見つかる診療所』の「心臓病の発見法」で紹介されていました。



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狭心症が心電図検査だけでは見つからない

狭心症を心電図で見るけるのは困難

健康診断で心臓の検査に使われているのが心電図検査です。心電図検査は、心臓の鼓動のリズムや強さを波形で表し、心筋梗塞や心臓肥大などの病気を発見するための検査になります。

しかし狭心症の場合、息切れなどの発作をおこしている瞬間の心電図をとらないと見つかりません。健康診断の心電図は安静な状態でごく短い時間でしか計らないため、狭心症を見つけるのは非常に困難なのです。

医師はそもそも健康診断で心臓の病気を見つかるとは思っていないとか。安静にしている状態では、体があまり酸素を必要としないため血液をあまり必要としません。動いたときに初めて血液が必要となり、そこで心臓の発作が出てくるのです。

心電図検査はアナログな判断になる

いわば、健康診断の異常なしは正常という意味ではありません。正しくは、検査で異常は見つけることはできませんでした…という意味ととらえるべきです。正常=健康であると考えてはいけません。

また、血糖値など数値で判断する検査は誰でも同じデジタルな判断ができます。しかし、心電図検査などはどうしてもアナログな判断になります。このため最近では、健康診断は2人以上のドクターが見て判断するという流れも出てきているほどです。

健康診断は病気を見つけるものではなく、自分の体の変化を見つける機会と捉えるべきでしょう。血圧やコレステロール値、中性脂肪などの数値は毎年チェックして、数値に変化が出た場合は病院で診察を受けるべきでしょう。

■『主治医が見つかる診療所』
【心臓病の発見法】

心電図は異常なしでも狭心症で危険な状態だった
狭心症の症状は上半身の左側に出るのが特徴
長引く咳は「心臓房弁膜症」が原因かもしれない
心房細動が原因の脳梗塞を予防するポイント3つ
不整脈が原因で脳梗塞が引き起こされる恐怖!!

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