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心臓弁膜症で咳が長く続いてしまう理由とは

咳が長く続くときは「心房弁膜症」が原因かもしれません。しかし、心臓弁膜症は健康診断の心電図検査では見つけることはできません。心臓弁膜症で咳が長く続いてしまう理由を見ていきましょう。『主治医が見つかる診療所』の「心臓病の発見法」で紹介されていました。



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心臓弁膜症で咳が長く続く理由

60人に1人は心臓弁膜症

心臓には4つの弁があり、閉じたり開いたりすることで血液を一定方向へ流しています。しかし、この弁の開閉が妨げられると、心臓に入ってきていた血液が逆流してしまうのです。「大動脈弁」と「僧帽弁」に多くおこります。

逆流状態になると心臓から全身へ流れる血液の量が減少。心臓はより強い力で血液を流そうとします。その結果、心臓の負担が増え続けてダメージが蓄積。これが心房弁膜症です。

心臓弁膜症は近年増加傾向にあり、推定患者数は200万以上。日本では60人に1人が、ひそかにこの病気を抱えているともいわれています。

心臓弁膜症の症状とは?

しかし、心臓弁膜症も狭心症と同様、心電図検査では見つけることはできません。血液の流れを調べるエコー検査などを受けなければ、ほとんど発見されないのです。

心臓弁膜症の症状のひとつが、おさまらない咳。逆流した血液で肺がうっ血し、空気が入るスペースがどんどん減っていきます。その結果、咳込んだり、息苦しくなったりする症状が長く続くのです。

心臓弁膜症の場合、体を横にすると一段と咳や息苦しさが悪化するのも特徴。横になると肺のうっ血がよりひどくなるため、一段と呼吸がしにくくなるからです。

■『主治医が見つかる診療所』
【心臓病の発見法】

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