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AKA博田法は腰痛患者の9割を治す実績を持つ

「AKA博田法」の治療は、腰痛の原因が仙腸関節にあるとする治療法。仙骨と腸骨をマッサージしながら動かして仙腸関節の動きを回復させることで腰痛を治します。「AKA」とは「ArthroKinematic Approach」の略。日本語に訳すと「関節運動学的アプローチ」となります。



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AKA博田法は腰痛の9割を治す


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AKA博田法が考える腰痛の原因

AKA博田法は、リハビリテーション医である博田節夫氏が30年以上も前に開発した治療法です。発表された当初から、その効果の高さから大きな話題になりました。しかし、マスターするのが難しい治療法のため施術できる人が限られています。

一般的に考えられている腰痛の原因は、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症、腰椎すべり症の3つ。しかし、AKA博田法はそれをまったくの誤解と考えます。腰痛の本当の原因は、仙腸関節の機能障害にあるからです。

仙腸関節は、下半身と連動する腸骨の動きと、上半身と連動する仙骨の緩衝材となっています。仙腸関節がほんの数ミリ動くことによって、ビルの免震構造のように骨や筋肉にかかる衝撃を吸収しているのです。


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AKA博田法は仙腸関節を正常化

そして、何らかの負担によって仙腸関節が動かなくなった状態が「仙腸関節の機能障害」。疲れが溜まったり転んだりといった原因で、仙腸関節がねじれて動かなくなってしまうことがあるのです。

AKA博田法はこの仙腸関節の機能障害が腰痛の原因と考えます。仙腸関節の動きを正常化することで腰痛を治療するのです。治療では、仙骨と腸骨に指をかけて関節の状態を診断。ミリ単位で関節のすき間を押し広げます。

このAKA博田法、腰痛で来院する患者の9割が治っているとか。実際、30年来の腰痛があっという間に治ったという事例もあるほどです。

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