ナイス!シニア
更年期/介護/相続…40代からの新常識

B型肝炎の代表的な感染経路は母子感染だった

肝臓がんの原因でアルコールはほんの数%。ほとんどは肝炎ウイルスによるものです。そして、肝臓がんにつながるB型肝炎のもっとも代表的な感染経路が、じつは母子感染なのでした。11月12日放送『ためしてガッテン』の「肝臓がん撲滅SP」で紹介されていました。



スポンサーリンク
B型肝炎の代表的な感染経路は母子感染

B型肝炎の感染経路は母子感染

肝臓がんによる年間死亡者数は、数あるがんの中では第4位。本人も気がつかないうちに肝臓が侵されてしまい、死に至る病気です。

肝臓がんの原因のうち、じつはアルコールはほんの数%です。あとは脂肪肝などが15%でB型肝炎ウイルスが15%ほど。65%という大部分を占める肝臓がんの原因はC型肝炎ウイルスになります。肝臓がんの原因の8割は肝炎ウイルスによるものなのです。

この肝炎ウイルスは血液によって感染しますが、おもな感染源は3つあります。輸血と予防接種、そして母子感染です。母子感染はB型肝炎ウイルスのもっとも代表的な感染経路なのでした。

母親がB型肝炎ウイルスを持っていても発症しなければ、気づかないまま出産。子どもに感染してしまうことがあるのです。

B型肝炎の感染経路を断つ事業

赤ちゃんは、胎盤を通じて酸素や栄養をもらっていますが、血管はつながっていない状態。この状態ではウイルスが赤ちゃんに感染しません。問題なのは生まれるときに、胎盤がはがれ落ちる際の出血。そこにB型肝炎ウイルスがとり付いてしまって、胎盤を通して赤ちゃんに感染するのです。

じつは1986年から、この感染経路を断つためにB型肝炎母子感染防止事業が始まっています。これは出産前に母親に肝炎ウイルス検査を実施。肝炎ウイルスに感染している場合は、赤ちゃんが生まれたらすぐにワクチンを注射するようになったのです。

これで赤ちゃんの体に入った肝炎ウイルスが肝臓に定着する前に退治しています。その意味で、現在29歳以上の人は感染している可能性が高いのです。


スポンサーリンク

肝炎ウイルス検査は基本的には無料

肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、普通の血液検査ではわかりません。肝炎ウイルス検査を受ける必要があります。肝炎ウイルス検査は保健所など、各自治体で受けることが可能です。

じつは肝炎ウイルス検査は、近所の病院で受けることもできます。病院によっては予約ナシでもOK。簡単な問診のあとにさっそく検査です。といっても、検査は採血をするだけ。B型もC型も同時に検査できます。かかる時間は3分ほどです。

しかも肝炎ウイルス検査は基本的には無料。肝炎ウイルス検査のルールは各自治体で異なっていますが、9割の地域で近くの病院で受けられます。そのうちの7割の地域では無料でした。まずは住んでいる地域の役所や保健所に問い合わせてみてください。

■11月12日放送『ためしてガッテン』
【肝臓がん撲滅SP】

石川ひとみを襲ったB型肝炎は母子感染が原因
C型肝炎の治療は薬だけで8割以上が排除できる
B型肝炎の症状がなくても肝臓がんは発症する

■「肝炎」おすすめ記事
お酒を飲まない人にも発症する肝炎の症状とは?
下戸でも肝炎を発症する「ナッシュ」とは?

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事