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末端から近づく「しびれ」は放置すると危険

「危険なしびれ」を放っておくことによって「手足の切断」の可能性もあったという実例を紹介しましょう。そこに潜む危険な病気は「糖尿病」です。6月9日放送の『主治医が見つかる診療所』の「危険なしびれの見分け方SP」で取り上げられていました。



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末端から近づく「しびれ」は放置すると危険

しびれの原因は糖尿病だった

神奈川県に住む55歳の男性が、初めてしびれを発症したのは8年前の3月。当時は和食の料理人として働いていました。それは仕事場でいつものように包丁を持とうとしたとき、すべての指先にピリピリしたしびれを感じたのです。さらに、そのとき足の指先にも同じようなしびれを感じました。

しかし、ふだんは痛みもないため「いずれ治る」と考えた男性は、しびれを我慢しながら数か月が経過。すると、最初は指先だったしびれが徐々に指全体へと広がりはじめたのです。しびれが広がったために仕事に影響が出はじめ、最終的には料理が作れなくなってしまいました。

最初のしびれを感じてからおよそ半年、ようやく病院へ。すると、思わぬ病名を告げられたのです。それは「糖尿病」でした。糖尿病とは、血液中の糖が多くなりすぎてしまう病気です。

糖尿病のしびれの特徴とは?

糖尿病で末端まで血液が届かない

糖尿病には「1型」と「2型」の2つのタイプが存在。1型糖尿病は若くして発症することが多く、すい臓の細胞が壊れることでインスリンが不足します。

2型糖尿病は、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣がおもな原因。日本人の糖尿病の95%以上を占めています。

この男性の場合は「2型糖尿病」でした。糖尿病になると血液中にあふれた大量の糖により、血管がダメージを受けてボロボロに…。その結果、全身の血行が悪くなり、体の末端まで血液が届きにくくなってしまいます。


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危険なしびれは末端から近づいてくる

すると、手足の先の血管が血液不足になり、神経が侵されてしびれがおこるのです。この状態を放っておくと手足の細胞が壊死。最悪の場合、切断しなければならないこともあります。

この男性は、すぐに薬による治療と生活改善を行い、最悪の事態をまぬがれました。いまでは手足のしびれも改善されたといいます。

指先や足先などの末端から、だんだん体に近づいてくるのが「危険なしびれ」です。糖尿病によるしびれの特徴。また、左右差がほとんどないことも見分けるポイントです。

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■6月9日放送『主治医が見つかる診療所』
【危険なしびれの見分け方SP】
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