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40代からの医療情報…現役看護師が監修

「ニュータイプの胸やけ」が原因で退職した!?

「胸やけ」を訴えると、最初に処方されるのは「胃酸を抑える薬」。その薬が効かない人がじつに「40%」もいるのです。これこそが「ニュータイプの胸やけ」になります。暴飲や暴食や胃弱とは関係ない、新しいタイプの胸やけです。その症例を具体的に見てみましょう。5月14日放送『ためしてガッテン』の「胸やけ!長引く新理由」で紹介されていました。



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薬を飲んでも胸やけが治まらない

大阪府在住の女性(69歳)は、5年ほど前からひどい胸やけに悩まされています。みぞおちからのどにかけてつかえる、気持ち悪い圧迫感がひどいとか。最初は、友人との食事会でした。ちょっと食べ過ぎたせいか、胸やけがしたのです。

そこで、この女性はふだんの食事の量を減らすようにしました。メニューは魚や野菜などあっさりしたもの。お酒もいっさい飲まないようにしました。

しかし、胸やけは一向に治りません。あっさりしたものを食べているのに、ムカッとするときがあるといいます。むしろ症状は悪化するばかりです。たまらず病院に行った女性は、医師から胃酸の出すぎといわれました。とはいえ薬を飲んでも胸やけは治まらず、強い痛みに襲われるようになったのです。

ニュータイプの胸やけの原因はげっぷ

胸やけで人生が一変したという、群馬県在住の男性(37歳)がいます。症状が出始めたのは10年以上前。胸の上あたりに殴られたような鈍痛を感じるようになりました。長いときで2時間くらいも続いていたといいます。

そのころ、仕事の付き合いの飲み会が続き、胸やけがおこるようになりました。そこで、男性が取り組んだのが「だ液を飲む」こと。簡単にできる胸やけ対策です。胃液を薄める効果があるからです。しかし、だ液を飲み込んですぐはよくなった感じがするものの、ちょっとたつとまた胸やけ。さらに、胃液の逆流を少しでも抑えようと、上体を起こして寝るようにしても効果はありません。

男性の胸やけは悪化の一途。日中のほとんどの時間に痛みを感じるようになりました。ついに食事をとることさえままならない状態となり、ハチミツを食事代わりにするように…。そんな男性が下した決断が「退職」。会社に迷惑をかけてはいけないと、退職をしたのでした。

この「ニュータイプの胸やけ」の原因は「げっぷ」。胃酸を含んだげっぷに、食道にあるセンサーが知覚過敏をおこして胸やけしているのです。このため、男性が行っていた「だ液を飲む」のは逆効果。げっぷが増えて悪循環になってしまうのです。

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