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マグネシウムの効果で心筋梗塞のリスクが下がる

マグネシウムを多く摂取すると心筋梗塞のリスクが下がるという調査結果を、国立がん研究センターが発表しました。これは1995年と1998年に45~74歳だった約8万5千人について、食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患との関連を調べたもの。マグネシウムの効能について詳しく見ていきましょう。



マグネシウムの効果で心筋梗塞のリスクが下がる

マグネシウム摂取量との関連を調査

これまで欧米の研究によって、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルを多く摂取することは循環器疾患を予防することが報告されています。しかし、アジア人については食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患との関連については明らかではありませんでした。

そこで、食物摂取頻度調査のアンケートを実施して、食事によるマグネシウム摂取量を推計。脳卒中および虚血性心疾患の発症との関連を検討しました。

その結果、男性では食事からのマグネシウム摂取量が一番少ないグループに比べて、摂取量が一番多いグループの虚血性心疾患の発症リスクが34%低いという結果となったのです。

マグネシウム効果で心筋梗塞リスク減

とはいえ、マグネシウムを食事から多く摂取する人は、ナトリウムやカルシムなどの摂取量も多い傾向があります。このため、マグネシウムだけの効果とは言い切れません。

そこで、ナトリウム・カルシウム・カリウムの摂取量を統計学的に調整した分析も実施しています。それでも、マグネシウムが心筋梗塞のリスクを下げるという効果は、男性では大きく変わりませんでした。

マグネシウムは魚や果物、野菜、大豆に多く含まれる栄養素になります。今回の調査結果でこれらの食品を多く摂取することで、循環器疾患を予防できることがわかったわけです。

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