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脈が飛ぶ不整脈は安全なものと危険なものがある

脈が飛ぶ不整脈によって脳の血流が滞ることで、物忘れがおこることがあります。ただし、脈が飛ぶ不整脈すべてが危険なわけではありません。脈が飛ぶ不整脈には安全なものと危険なものが存在するのです。脈が飛ぶという現象は同じでも、不整脈がおこるメカニズムが違っているのでした。



脈が飛ぶ不整脈は安全なものと危険なものがある

脈が飛ぶ不整脈は洞結節にある変化

心臓は体から取り出しても自力で動き続ける唯一の臓器です。実際、心臓の筋肉の細胞である心筋細胞に電気刺激を加えると、心臓は動き出します。心臓は電気の信号で、細胞一つ一つが動く仕組みになっているのです。

その電気を出しているのは、心臓の上のほうにある「洞結節(どうけっせつ)」という場所。洞結節はいわば心臓を動かす司令塔です。洞結節が休むことなく電気信号を送ることで、筋肉の細胞が収縮。心臓全体が規則正しく動くのです。

そして、脈が飛ぶ不整脈がおきるときには、この洞結節にある変化がおこっています。危険な不整脈は、洞結節が弱っていて電気信号が出ていない状態です。電気信号がこないので、心臓は動きようがありません。

脈が飛ぶのは電機が出すぎなら安全

危険な不整脈はいわば、行進をしたいのに合図がなくなって止まってしまった状態といえるでしょう。一方の、安全な不整脈の場合、通常は洞結節の電気信号で心臓が脈打っているものが、心臓のほかの箇所から電気信号が出ています。

すると、心臓がとまどってしまうために一拍休みとなって脈が飛ぶのです。しかし、洞結節は元気なので、すぐに元のように電子信号を出します。安全な不整脈は、行進をしていてちょっとつまずくようなイメージです。

脈拍のグラフに心電図のグラフを重ねてみます。じつは、心電図とは洞結節から出ている電気を計測しているもの。安全な不整脈のときに、心電図の振れが大きくなっているのがわかります。電気が出すぎて、脈がとんでいるということです。一方、危険な脈とびの心電図を見てみると、電気信号が出ていませんでした。

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