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口臭が病気の早期発見に役立つ「口臭外来」とは

口臭は病気の早期発見に役立っています。実際、総合病院や一部の歯科医院では、口臭を専門とする「口臭外来」を設置。口臭外来では、口臭の成分を分析できる専門の測定器を設置して患者の呼気を採取しています。口臭で病気を早期発見するのです。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



口臭が病気の早期発見に役立つ「口臭外来」とは

口臭の成分を測定して病気を診断

患者の呼気を測定機にかけてわずか5分、パソコンに口臭の成分を測定した結果が表示。硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドの3つの成分バランスで、体のどこに病気や異常があるのかを診断するのでした。

さらに、2017年5月には、臭いを元にした新しい病気の発見方法に注目が集まりました。千葉県館山市にある犬の訓練センター「セントシュガージャパン」にいる、5匹のラブラドルレトリバーにはある特殊な能力があります。

がん探知犬として、がんの口臭がわかるのです。じつは、がんには共通した臭いがあります。その共通した臭いを探し出すのというわけ。人間の1億倍以上ともいえわれる嗅覚を駆使して、呼気や尿に含まれたがんの臭いをかぎ分けるのです。

呼気を送るだけでがん検査できる

検査を受け付けるのはドッグラボというがんの判定機関。インターネットで申し込んで呼気を送るだけで、誰でも検査を受けられます。はたして、その実力はどれほどのものなのでしょうか?

壁に並べた5つの箱に、1つだけ胃がん患者の呼気を置いて実験してみました。ほかの4つは健康な人の呼気が入っています。がん探知犬には大腸がん患者の呼気を嗅がせて、臭いを覚えさせました。

すると、臭いを嗅ぎ始めてすぐに、がん患者の箱の前で振り向いて合図をしたのです。実際のがん発見率は99.7%と、ほぼ100%に近い数字。2017年5月からは山形県金山町で、健康診断に導入されています。

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