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メラノーマを初期段階で直径6ミリに急成長する

メラノーマは皮膚がんの中でも一番悪性の腫瘍。メラノサイトという色素細胞から出てくることもあれば、ほくろや皮膚の病変から発症することもあります。そして、メラノーマは初期段階で発見することが大切。転移しやすい癌だからです。『駆け込みドクター』で取り上げられていました。



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メラノーマを初期段階で直径6ミリに急成長する


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メラノーマ初期は自覚症状がない

ある日、顔にいままでなかったほくろを発見した20代女性。半年後には次第に大きくなり、盛り上がってきました。じつはこれ、ただのほくろではありませんでした。その正体はメラノーマ。皮膚がんの一種です。

メラノーマ発症の原因は、紫外線や皮膚への摩擦・圧迫といった外からの刺激が関係。とくに色が白い人はメラニン色素が少なく、紫外線をブロックできないために発症しやすいといわれています。

初期段階では自覚症状がほとんどないというのもメラノーマの特徴です。もっとも恐ろしいのは、リンパや血液の流れに乗って他臓器へ転移しやすいこと。初期段階に見つけないと、命を失うことが極めて高いのがメラノーマなのです。


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メラノーマは初期段階で6ミリに成長

メラノーマは初期段階では、基本的に形や色などを問診と所見で判断します。メラノーマとほくろの違いは、色にむらがあること。それを正確に見るために使われるのがダーモスコープです。

ダーモスコープはいわゆる拡大鏡。特殊なレンズが使われていて、表皮の内部まで鮮明に観察できるため、色むらなどが発見しやすいのです。実際にメラノーマをダーモスコープで見てみると、色のむらが見てとれます。

メラノーマとほくろの違いはおもに4つ。メラノーマは初期段階で急速に直径6ミリ程度に成長すること、隆起していること、色が濃くなってきたりむらがあること、そして形が左右不均等であることです。

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