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40代からの医療情報…現役看護師が監修

頻尿の原因は骨盤底筋のゆるみによる膀胱の下垂

頻尿の原因は骨盤底筋のゆるみによる膀胱の下垂にあります。膀胱の下に尿意を伝えるセンサーがあるため、下垂した膀胱が誤動作して頻尿を誘発するのです。実際に膀胱の下垂が原因で頻尿になった症例を見てみましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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頻尿の原因は骨盤底筋のゆるみによる膀胱の下垂

頻尿の原因は骨盤底筋のゆるみ

着付けの先生をしている82歳の女性に尿トラブルが襲ったのは77歳のとき。台所で洗い物をしていると、トイレに行きたくなる自分に気づきました。この女性が遭遇したのは頻尿。トイレに行ったあとにもかかわらず、水を見たり水の冷たさを感じたりするだけで尿意を催すようになったのです。

頻尿の大きな原因の1つが骨盤底筋のゆるみ。40歳で出産したときに骨盤底筋が傷ついてしまい、ゆるみ始めたと考えられます。その後、加齢によって骨盤底筋がさらにゆるみ、だんだんと膀胱が支えられなくなって下垂した状態になったのです。

骨盤底筋とは、男女を問わず骨盤の中にある膀胱や腸、子宮などを支えるインナーマッスルの一種。尿道や肛門を締めて、失禁を防ぐ役割があります。

頻尿の原因を治す手術を受けた

じつは膀胱の下には、尿意を脳に伝えるセンサーがあります。膀胱が落ちたことでこのセンサーが誤作動。水の冷たさなどの刺激によって、尿が溜まっていなくても急な尿意を感じるようになってしまったのです。

膀胱を支える骨盤底の筋肉や尿道の筋肉は、一度損傷してしまうと元には戻りません。若いうちは傷ついていないまわりの筋肉が支えてくれますが、その筋肉を鍛えることは可能です。

結局、この女性は骨盤底筋のゆるみを治して膀胱の位置を戻す手術を受けました。こうして無事に頻尿の原因を改善することができたのです。

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