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オプジーボが肺がん治療に承認されて売上大幅増

小野薬品工業は4月11日、がん免疫薬「オプジーボ」の売上高が2017年3月期には1260億円になる見通しを発表しました。この数字は、2016年3月期の売上高である212億円の6倍に相当します。というのも、オプジーボが肺がんの8割を占める「非小細胞肺がん」の治療薬に承認されたからです。



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オプジーボが肺がん治療に承認されて売上大幅増

オプジーボは免疫の反応を高める

オプジーボは、2014年7月4日に「根治切除不能な悪性黒色腫」を効能・効果として、日本で製造販売承認されたもの。いわゆるメラノーマの治療薬として承認されました。

オプジーボは従来の抗がん剤のように、がん細胞を直接たたくわけではありません。がん細胞に対する免疫の反応を高めて治療するの「がん免疫療法」という、新しいアプローチのがん治療薬になります。

そのオプジーボが2015年12月17日に「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対する効能・効果について追加承認されたのです。「非小細胞肺がん」は肺がん患者の8割を占めています。

オプジーボの使用患者数が増える

2016年4月~2017年3月までのオプジーボの推定新規使用患者数は悪性黒色腫が450名で、非小細胞肺がんが15,000名。オプジーボの使用患者数が圧倒的に増えることが明白なため、今回の売上予想の発表となったわけです。

そもそも2016年3月期の売上高予想は、期初においては効能・効果が悪性黒色腫のみであったため35億円。それが2015年11月4日発表に、売上高予想を55億円に上方修正していました。

そこに、2015年12月の「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対する追加承認を踏まえて、2016年2月2日には、前回予想から120億円増額して175億円の修正予想を発表。それでも2016年3月期の売上高は修正予想を上回る結果となっていました。

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