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ラクナ梗塞は加齢による脳のシミみたいなもの

自覚症状が出にくく発見が遅れがちといわれる脳の病を、早期に発見することができる脳ドック。そこで発見された「ラクナ梗塞」は小さな脳梗塞のこと。いわば加齢による脳のシミみたいなものですが、認知症の前触れでもあるのです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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ラクナ梗塞は加齢による脳のシミみたいなもの


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ラクナ梗塞は認知症の前触れ

63歳の男性のMRI画像を見てみると、脳の表面に白いものがやたらと見えています。これは脳が萎縮している状態なのだとか。脳が小さくなって、水が隙間を埋めている状態です。明らかに隙間が見えています。

さらに、脳の中央近辺には「ラクナ梗塞」と呼ばれる、小さな脳梗塞がありました。極端なことをいえば、これは加齢とともに現われるシミのようなものなので、年齢相応といえば年齢相応です。

ただし、ラクナ梗塞はいわゆる認知症の前触れなのです。脳がダメになった人は「泥の船」というのだとか。1回沈んだら、もう上がることはありません。


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ラクナ梗塞の原因はお酒

ラクナ梗塞も見つかり、脳も萎縮が始まったいる男性。専門家によれば、この男性の脳の状態の原因は「お酒」だといいます。

とはいえ、本人は「飲むことによって血流がよくなり、ハッピーになれる」と主張。しかし、アルコールは代謝水をめちゃくちゃ使います。

飲酒は体内の水がものすごく使われるのです。人間の体は、お酒を飲んだあとはものすごい脱水症状。しかも、酒の肴がしょっぱいとしたら、それで血管によいわけがありません。

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