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チョコレート効果!古くは薬として使われいた

チョコレートは血圧を改善するという医学的な効果が認められている食品。それもそのはず、じつはチョコレートは古くは「薬」として利用されてきた歴史があるのです。その当時のチョコレートの効果としては、疲労回復がうたわれていたといいます。詳しく見ていきましょう。



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チョコレート効果は薬として使われいた


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チョコレート効果は疲労回復だった

古くからチョコレートは、薬として珍重されてきた歴史があります。その起源は、紀元前2000年のメキシコにまで遡るとか。当時のチョコレートは、原材料のカカオ豆の種子をすり潰して、砂糖も何も加えずにそのまま飲む飲み物でした。

当時のチョコレートの効果は疲労回復だったとか。当時の王族や貴族たちの疲労を回復するために使われていたといいます。苦味が強く脂肪分も多かったため、けっしておいしいものではありませんでした。

チョコレートが現在の固形でおいしいのものになったのは、19世紀のオランダ人・バンホーテン氏のおかげ。オランダの食品メーカー「バンホーテン(VAN HOUTEN)」の創業者でもあります。


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ココアはチョコレートと同じ健康効果

当時、チョコレートを薬として製造していたバンホーテン氏は、少しでもおいしく飲めるようにと苦慮。そこで、カカオ豆を高温で炒って香ばしさを引き出し、焙煎したマメから皮を取り除きすり潰しました。

これが、チョコレートの原料となる「カカオマス」の誕生です。さらにバンホーテン氏は、カカオマスを「カカオバター」と「ココアパウダー」に分離することに成功しました。

カカオバターにカカオマスや砂糖などを追加することで、苦味を抑えた現在のチョコレートが完成。一方のココアパウダーはお湯に溶かすことで、チョコレートと同じ健康効果がある「ココア」となったのです。

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