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子どもが育つ魔法の言葉「アメとムシ」とは?

子ども脳は気合で育ったりしません。日本人の脳に合ったトレーニング方法があります。そして、日本人の脳に合った子どもが育つ魔法の言葉が「アメとムシ」です。子どもが育つ魔法の言葉は「アメとムチ」ではNG。成功したときだけ褒める「アメと無視」が正解なのです。



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子どもが育つ魔法の言葉「アメとムシ」とは?


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子どもが育つ魔法の言葉の間違い

子どもが育つ魔法の言葉の参考になる興味深い実験を紹介しましょう。T字型の通路で、マウスに左に行くことを覚えさせる実験になります。用意したのはアメとなるエサと、ムチとなる電気ショックです。

一番効率よく覚えさせる方法とは「左にアメ/右にムチ」「左にアメだけ」「右にムチだけ」のどれでしょう? じつは効率よく覚えさせる方法は「左にアメだけ」です。

子どもを育てるときの指導で使われる「アメとムチ」はNG。子どもが育つ魔法の言葉としては間違っているのです。ムチがある場合はマウスが入口で動かなくなってしまいます。動かなければ電流のショックを受けることがないと判断してしまうのです。


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子どもが育つ魔法の言葉はアメだけ

これを人間の子どもに置き換えると、一番よいのがアメだけがある状態ということ。いわば「アメとムシ(無視)」です。これこそが、子どもが育つ魔法の言葉になります。

すなわち勉強やスポーツで子どもが成功したときは褒める一方で、失敗したときは何もいわないということ。失敗したときには、子ども自身に考えさせるように仕向けるのです。ここで怒ってしまうと、何もしなくなってしまいます。

もし子どもが育つ魔法の言葉としてアメとムチで成功しているとしたら、それはその子どもの資質がもともと高かっただけ。多くの子どもがそれで続けられるわけではないのです。

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