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受注急増の「二世帯住宅」基本3タイプとは

「二世帯住宅」を代表とする「多世帯住宅」には、大きく3つのタイプがあります。玄関も風呂も別で居住空間も仕切られた「完全分離型」、寝室などを除いてほぼ共有する「完全同居型」、その2つの中間にあたる「一部共有型」です。



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一般に建築コストは「完全同居型」が安く、「完全分離型」が高くなります。プライバシーを保ちやすいのは「完全分離型」ですが、世帯間の交流はしにくくなります。

「一部共有型」では、何を共有するかの検討が必要です。ミサワホームが二世帯住宅オーナーに尋ねたアンケートでは「玄関」「風呂」「洗面・脱衣室」の順に多かったといいます。共有部分が多い場合、誰が掃除するかなどのルールを作るる家もあるようです。

ミサワホームの多世帯住宅では「蔵」と名付けた広い収納空間が人気。収納がまとまり、狭くなりがちな居住スペースも広く取れます。多世帯住宅の相談は増えていて、2013年度上期の受注棟数は、前年同期比4割増でした。

しかし、多世帯住宅は住む人が多いため、プランがなかなかまとまらないことも…。たとえば、それぞれの世帯が最優先の要望を1つずつ出し合う…などの工夫が必要かもしれません。また、予算などに応じて専門家や業者にプランを立ててもらうとよいでしょう。

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