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食べてないのに太るモナリザ症候群ってなんだ?

食べてないのに太る症状をモナリザ症候群といいます。じつに日本人の肥満の7割が、このモナリザ症候群だとか。食べないのに太るメカニズムを詳しく見ていきましょう。『駆け込みドクター!』の「ダイエットの7つのウソ!?ホント!?」で紹介されていました。



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食べてないのに太るモナリザ症候群ってなんだ?


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食べてないのに太るモナリザ候群

モナリザ症候群とは、摂取カロリーが少なくて食べてないのに太る症状のこと。食べてないのに太る原因は交感神経の衰えです。体を活動モードにする交感神経が衰えてしまい、エネルギー消費量が落ちてしまいます。

日本人の肥満の7割が、このモナリザ症候群といわれています。昼間のダラダラと過ごすような不規則な生活をして、夜もあまり熟睡できない人などが、食べてないのに太るモナリザ候群に陥りやすいのです。

モナリザ症候群は「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity」の略。訳すと「肥満者のほとんどは交感神経の働きが低下している」という意味になります。レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザとは関係ありません。


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睡眠不足も食べてなくても太る要因

モナリザ症候群症状と似ていますが、睡眠不足も太りやすくなります。実際、5時間睡眠の人と8時間睡眠の人を比べると、5時間睡眠のほうが食欲増進ホルモンが15%増加のだとか。その一方で、食欲抑制ホルモンは15%減少するのです。

起きている時間が長いと消費カロリーが上がるため、一見すると痩せそうな気がします。しかし、起きていると消費カロリー以上に食べてしまうもの。たとえば、睡眠時間が5時間以下の人は、それよりも睡眠時間が長い人よりも、6%も摂取カロリーが高いというデータがあるほどです。

また、摂取カロリーが増えなくても、睡眠不足が食べてなくても太る要因になりえます。というのも、睡眠不足になると倦怠感が出てくるもの。これによって運動する意欲が低下。階段を使いたくなくなったり、歩きたくなくなったりと、太る要因になるのでした。

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