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カロリー計算は「体重方程式」を使うのが簡単

ダイエットといえばカロリー計算。何かと満足に食べられないイメージがあります。ところが、そんなことを気にせずにできる画期的なカロリー計算がありました。それが体重方程式です。『主治医が見つかる診療所』の「名医が実践!楽に簡単にやせる方法」で紹介されていました。



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カロリー計算は「体重方程式」を使うのが簡単


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どれだけ減らすかでカロリー計算

画期的なカロリー計算で多くの成果を挙げているのが、大阪中央病院の乾哲也医師です。じつは乾医師も28年前には68kgあった体重を、画期的なカロリー計算によって51kgまで減量。マイナス17kgを実現しているのです。

一般的なカロリー計算は、摂取カロリーの上限を複雑な計算式で算出します。たとえば、身長155cmで体重63kgの50歳の女性が10kgのダイエットをしようとすると、1日の摂取カロリーの上限は1,515kcalと計算する感じです。

ところが、基礎代謝量は人によって違うため、一般的なカロリー計算では個人差が生じてしまいます。その結果、カロリー計算を守っていてもカロリー摂りすぎになることも…。それが原因でダイエットに失敗する人も少なくありません。

そこで、乾医師は毎日の食事からどれだけ減らすかでカロリー計算します。カロリー計算は足すのではなく、ふだんの食事から引くという発想です。


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体重方程式でカロリー計算をする

そして、減らすべきカロリー計算するのが「体重方程式」です。体重と体脂肪率を測定して計算式に当てはめると、1日に減らすカロリーが計算できます。

体重方程式は男性なら「(体脂肪率-10)÷70×30×体重」、女性なら「(体脂肪率-20)÷60×30×体重」で計算。たとえば、体脂肪率30%で体重63kgの女性なら「(30-20)÷60×30×63」となり、1日に減らすカロリーは315kcalとなります。

この体重方程式には、ダイエット中とは思えないうれしいボーナスが存在。それは月に2回ほど、たくさん食べてもよい日があることです。じつは、プラス1,000kcalとったとしても、1日あたりにするとわずか70kcal。体重方程式によるカロリー計算は厳しめなので、月に1~2回はたくさん食べても大丈夫なのでした。

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