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アディポネクチン分泌は腹囲85cm未満が条件

最近の研究では、脂肪は臓器の1つであると考えられています。それは、アディポネクチンという善玉ホルモンを分泌するからです。ただし、ある基準を境に脂肪は体に悪影響を及ぼし始めます。『みんなの家庭の医学』の「老けない身体を作る新事実SP」で紹介されていました。



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アディポネクチン分泌は腹囲85cm未満が条件

血管を若く保つアディポネクチン

脂肪には毛細血管が張り巡らされていて、脂肪細胞は毛細血管を通じて全身の血管に善玉ホルモンを送っています。ホルモンを分泌するという点では、甲状腺や膵臓、卵巣などと同様、脂肪は立派な臓器と考えられるのです。

脂肪細胞はサイズが適度な大きさであれば、血管を若く保つ善玉ホルモンであるアディポネクチンを分泌します。ところが、食べ過ぎなどで血液中の中性脂肪が増えると、それが脂肪細胞に溜め込まれることに…。脂肪細胞が肥大化して、一種の炎症をおこした状態になるのです。

こうなると、それまで出ていたアディポネクチンの量が激減。その代わりに炎症性サイトカインと呼ばれる、炎症を引き起こす悪玉ホルモンがたくさん分泌されるようになってしまうのでした。

腹囲85cmでアディポネクチン激減

悪玉ホルモンが出るとインスリンの働きが悪くなり、糖尿病になりやすくなります。また、血管に炎症をおこして動脈硬化を引き起こし、血管をボロボロにしてしまうのです。

それでは、アディポネクチンの分泌が悪玉ホルモンの分泌に代わってしまう、境目というのはどれくらいなのでしょう。その目安は、へそのラインで測定する腹囲でわかります。

それはまさに、メタボリックシンドロームの基準と同じ。男性の場合は腹囲85cm以上が要注意です。女性の場合、アディポネクチンには影響しない皮下脂肪が男性より多いため、5cmを足した90cm以上が注意の目安になります。

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