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不眠症を改善する睡眠ホルモンのメカニズム

不眠症改善のカギとなるのが睡眠ホルモンです。それは蛇口とビーカーにたとえられます。朝に浴びる太陽光と夜中の強い光が、不眠症改善に大きく関係していることがわかるでしょう。『主治医が見つかる診療所』の「睡眠ホルモンの出し方」で紹介されていました。



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不眠症を改善する睡眠ホルモン


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不眠症改善のカギが睡眠ホルモン

不眠症を改善するカギとなる睡眠ホルモンのメカニズムについて見てみましょう。睡眠ホルモンのメカニズムを理解するうえで、睡眠ホルモンが出る「蛇口」と、それを受ける「ビーカー」を想定するとわかりやすいでしょう。蛇口が「脳」、ビーカーが「体」を現しています。

朝7時に太陽の光を浴びると、睡眠ホルモンを出すスイッチがオン。その14時間後の夜9時になると、蛇口から睡眠ホルモンが出始めます。そして、ビーカーにある程度の量が溜まると眠りにつくことができるわけです。

ところが、夜になってお布団のなかで携帯やパソコンを見たりして、強い白い光を見てしまうと、蛇口から出る睡眠ホルモンの量が減ってしまいます。そうすると、ビーカーの睡眠ホルモンがなかなか必要量に達しないために、不眠になるというわけです。


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曇や雨でも不眠症改善に効果がある

これが不眠症が改善するカギとなる睡眠ホルモンのメカニズムです。朝に浴びる太陽光と夜中の強い光が、不眠症改善に大きく関係していることがわかるでしょう。

それでは、曇っていたり雪が降っていたりして空が暗いときはどうしたらよいのでしょう? じつは曇りの日でも外に出れば1万ルクスくらいの明るさがあります。雨の日も同様です。曇や雨でも窓際に行って、外を見るようにすれば不眠症改善に効果があります。

一方で、夜に強い光を見ないというのも難しいもの。生活のいたることころに強い光があふれています。そこで一番簡単に不眠を改善する方法は、サングラスをして過ごすこと。もちろん夜道は危ないですし、スマホの操作もしずらいかもしれませんが…。

■『主治医が見つかる診療所』
【睡眠ホルモンの出し方】

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