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鼻づまり解消は自律神経を10秒刺激するだけ!

鼻づまりは風邪が原因でおこることもあれば、気温の寒暖差でアレルギー症状をおこしている場合もあります。じつは自律神経を刺激することで、誰でも簡単に鼻づまりを解消してしまう方法があるのです。『駆け込みドクター』の「あなたの不調を解決SP」で取り上げられていました。



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鼻づまり解消は自律神経を刺激すれば10秒


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鼻づまり解消には炎症を抑える

そもそも鼻づまりは、どういう状況でしょう? 正常な鼻と鼻づまりの鼻を比較してみると、鼻づまりは内部の内部で炎症をおこしています。

つまり、鼻づまりとは風邪や花粉症などによって、鼻の粘膜が炎症をおこしている状態のこと。炎症により鼻の中の空気の通り道が狭くなり、片方もしくは両方の鼻が詰まっているのです。鼻づまりを解消するには、この炎症を抑えることがポイントになります。

最近の鼻づまりは、風邪や花粉症だけが原因ではありません。エアコンなどの寒暖差が原因で鼻の血管が広がったり縮んだりして、鼻づまりになる人が急増中。いわゆる「寒暖差アレルギー」と呼ばれる症状です。


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鼻づまりを解消しないと口呼吸に

鼻づまりを解消せずに、鼻ではなく口で呼吸をする「口呼吸」になると、体に悪影響を及ぼします。もともと鼻は、有害な物質を捕らえてろ過したり加湿する作用を持っているのです。

口呼吸をすると、非常に汚い空気が肺に直接入ってしまうことに…。鼻には「線毛」という細胞があって、悪いばい菌・ウイルスが捕らえられて、きれいな空気にする役割があります。鼻はウイルスなどが体に入るのを防ぐ、重要な役割を果たしているのです。

さらに注意が必要なのは、本人の自覚がない「隠れ鼻づまり」。夜間に鼻が詰まってしまって口で呼吸をしてしまい、睡眠中に呼吸停止や低呼吸になる「睡眠時無呼吸症候群」の原因になります。


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鼻づまりを10秒で解消する方法

そこで、鼻づまりをたった10秒で解消する方法を紹介しましょう。詰まっている鼻とは反対側の脇の下に拳を10秒間挟むのです。これで一時的に鼻の通りがよくなります。

鼻づまりの粘膜の炎症は自律神経によって支配されているもの。自律神経が鼻水を増やす指令を出すと、鼻粘膜の血管が広がります。これが粘膜が炎症をおこす仕組みです。

脇の下に拳を挟んで自律神経のセンサーを刺激することで、鼻水を増やす指令を一時的に解除。血管の広がりが抑えられて、結果的に鼻の粘膜の炎症がひくのです。とはいえ、自律神経を刺激する解消法は一時的なもの。不安な人はしっかり耳鼻咽喉科で見てもらいましょう。


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手軽に鼻づまりを解消する方法

このほか、手軽に鼻づまりを解消する方法はいくつかあります。自分に合った方法を探してみるのもよいでしょう。

鼻づまり解消にツボを押すのも1つの手です。鼻づまり解消のツボ「迎香」は、小鼻の脇のくぼみにあります。この迎香を人差し指を下から上に押し上げるように押すのです。3秒押したら6秒休むテンポで、3回程度押してください。

迎香のツボは、横になってマッサージするとより効果的です。右の鼻が詰まっているなら左を下に、左の鼻が詰まっているときは右を下にして横になります。血行がよくなって鼻づまりが解消するでしょう。

鼻づまり解消に、鼻を温める方法もあります。蒸しタオルやカイロで鼻全体を温めますが、何もなければ自分の手で鼻を覆ってもOK。温かい飲み物の蒸気を吸い込むのも効果的です。鼻孔が広がって、一時的に鼻どおりがよくなります。

鼻をつまんで息を止める解消法もあります。深呼吸をして肺が空になるまで息を吐き切ったら、鼻をつまんで息を止めたまま2秒ごとに顔を上下させるのです。息が続く限界まで続けると鼻づまりが解消します。

鼻づまり解消のツボの位置


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鼻づまり解消に玉ねぎを使う

鼻づまり解消法としては、もう少し手間をかけた民間療法がいろいろあります。食材などを使うのですぐには試せませんが、もしものためには知っておきたい豆知識です。

まずは鼻づまり解消に、玉ねぎを使う方法。玉ねぎの芯の白い部分を鼻の前に持って深呼吸するのです。玉ねぎの硫化アリルという成分が、粘膜の炎症を抑えてくれます。

同じように、長ねぎを使った解消法もあります。長ネギの白い部分を1センチ角に切って、鼻の下に持って深呼吸するのです。玉ねぎ同様、硫化アリルが呼吸のたびに吸い込まれて炎症を抑えてくれます。

長ねぎは、絞り汁をコットンに染み込ませて鼻に詰めてもよいでしょう。長ねぎの白い部分5センチほどを細かく刻んでガーゼに入れて絞り汁を作ります。


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鼻づまりを解消する民間療法

絞り汁ならレンコンもオススメです。よく洗ったレンコンを皮ごとすりおろしたらガーゼで絞ります。その絞り汁をコットンに染み込ませて鼻に詰めるのです。スポイトで2~3滴、鼻の中に注入しても効果があります。

コットンに染み込ませて鼻に詰める鼻づまり解消には「番茶塩」も有名です。濃いめの緑茶を入れて、そこに塩をひとつまみ入れます。それをコットンに染み込ませて、軽く鼻に詰めるだけです。

黒酢を沸騰させた水蒸気を吸い込むことで、鼻づまりを解消する民間療法もあります。黒酢200ccと水200ccを鍋に入れて強火で沸騰。水蒸気が少なくなったら水100ccを足して、酢の臭いがなくなるまで数回繰り返してください。

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