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ボケ防止にカレーが効く!理由は脳の血流量

日本薬科大学学長の漢方医学者・丁宗鐵先生によれば、カレーでボケ防止ができるとのこと。カレーがなぜボケ防止になるのか、そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。『カスペ!』の「間違いだらけの健康ジョーシキ」で紹介されていました。



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ボケ防止にカレーが効く


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カレーがボケ防止になるか実験

そもそも物忘れがひどくなる原因は「前頭葉」の萎縮です。前頭葉は、脳全体の司令塔の役割をしていますが、脳の中でも年齢を重ねるごとに萎縮しやすい場所の1つ。老化により前頭葉が萎縮してしまうと、記憶力や集中力、やる気などが減少して、ボケにつながってしまうのです。

そして、前頭葉を含む脳の活動に必要なのはブドウ糖と酸素。それらを運ぶ血流量が増えれば脳は活性化します。結果的にボケ防止になるのです。

そこで、カレーを食べて本当にボケ防止になるかを大実験。被験者は、最近もの覚えが非常に悪くなってきたという蛭子能収さんと、逆にもの覚えがよすぎるという錦野旦さんの2人です。

実験では、近赤外線を使って脳内の血流量と活性度をリアルタイムに解析する最新医療機器を装着。今回は前頭葉を重点的にチェックします。


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血流量アップがボケ防止につながる

まずはブレイク間近のアイドル15人のニックネームを暗記。1人あたり10秒で覚えます。そして、20分後にランダムにアイドルが登場するので、そのニックネームを何人覚えているかを調べるのです。

カレーを食べる前に暗記してもらうと、錦野さんが9人、蛭子さんが2人でした。そして3日後、カレーを食べて記憶力の違いを調べます。

実験当日、カレーだけの影響を調べるために、用意されたのは具なしのカレースープ100cc。そして、カレーが脳に効き始めるという1時間後に、記憶力テストを実施しました。その結果、錦野さんは6人と前回よりも減少、蛭子さんは2人と前回と同じという残念なものになりました。

しかし、カレーを食べてからの2人の血流量変化を見ると、前頭葉の血流量がどんどん上がっているのがわかります。これはカレーによって、前頭葉の血流量が上がっているのです。この結果、カレーを食べたことによって脳神経は非常に活性化。ボケ防止につながることがわかったのです。

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